メディア学部

School of Media Science 八王子

REC.008 chapter.1「印象的だった講義」

2012年12月18日開催

season 1

REC.008 chapter.1
印象的だった講義

―これまでで印象的だった講義について聞いていきたいと思います。まず、米山武史さんからお願いします。(※以下敬称略)

米山:僕は怒髪天の増子直純先生です。「ロックでない奴ぁろくでなし」というテーマが衝撃的でした。自分は将来の夢として、憧れているのが作詞家です。講義を受けて自分の言いたいことを激しく伝えるためにロックがあるということがよく分かり、増子先生の言葉をノートに書き留めました。

―池田成美さんは?

池田:私はJ-WAVEの松尾健司さんがよかったです。震災の時に3日間ぐらい電気がこなかったのですけど、そのときにラジオから情報を得ていました。ラジオはいらないという人が最近増えていますが、震災のときなどに声だけで伝えられることってたくさんあるというのを、授業を聞いて再認識しました。

―森暁子さんは?

:私も増子先生です。ロックってあんまり聴かなくて怒髪天も知りませんでした。でも講義で増子先生の歌詞を知り、怒髪天のロックは核心を突いているし、言葉も丁寧じゃないけどとても伝わってきてインパクトがありました。講義というよりライブの感じで、すごく刺激がありました。

―市ノ瀬円香さんは?

市ノ瀬:私は山本たかお先生です。子どもの頃からミュージックステーションが好きでずっと見ています。山本先生の話を聞くまでは番組制作の裏側は想像もつきませんでした。裏方のスタッフはほぼ毎日のように次回のために常に熱心に仕事をしておられ、また、女性スタッフが多いことも意外でした。

―渡邉真由さんは?

渡邉:ニワンゴの杉本誠司先生です。私はニコニコに動画を投稿していて、動画で人気をとる方法がどうしても知りたくて質問しました。ニコニコ動画ってテレビの次にくるインターネットのメディアだと思うので、杉本先生の新しい形のネット社会についての講義は分かりやすかったです。

市ノ瀬:目黒敦先生の講義では、ディズニーランド以外のディズニーの仕事内容がよく分かりました。講義の進め方も音楽や映画を紹介されて魅力的でした。

:山本先生の講義では、やっぱりミュージックステーションは身近な番組なので、興味深かった。1時間の生放送を作るのに3週間以上かけていると知って、その後ミュージックステーションを見るときは、カメラや照明のことを想像して見ています。

池田:ホリプロの堀義貴先生の講義では、たくさんの情報を開示してくださって、本音を聞けて本当に役に立つことばかりでした。いち早く海外に出て成功してとか、そういうプロデュースの面も印象に残り、外国語の勉強もやらなくてはと思いました。

米山:僕は堀先生の講義では、ホリプロの3泊4日の就職試験のことで、企業は人間性をすごく観ていると改めて感じました。就活の参考になるお話だったと思います。また、垂石克哉先生の講義ではオリコンの歴史が分かりよかったと思います。

渡邉:私は悩みを抱えるタイプで、サークルの先輩に「音楽をやって少数の人でも感動を届けたい」と相談したことがあったんですが、そのときに「そんな意識じゃ君はプロになれない」と言われてショックでしたけど、増子先生は「食べるために音楽をやるんじゃなくて、音楽やるために食べるんだとおっしゃっていて、自分の考えでもいいんだと思えました。

 

chapter.1 印象的だった講義

REC.008 座談会出席者

REC.008 座談会出席者
メディア学部2年生 5名
米山武史さん/渡邉真由さん/市ノ瀬円香さん/森暁子さん/池田成美さん

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