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メディア学部

School of Media Science 八王子

REC.015 chapter.2「いかに自分がその相手を好きになり、心を開いていけるか」

2014年1月21日開催

season2

REC.015 chapter.2
いかに自分がその相手を好きになり、心を開いていけるか

―講義の中で「会社には、必ず嫌な上司がいる」というお話をされましたが、本当に必ずいますよね。

増子:間違いなくいます。だって、うるさくない上司だったら、いる必要ないですから(笑)。誰でも最初から全部できる訳がなくて、ダメだって言われながら覚えていくものであって、それはもうしょうがない。しかも向こうも仕事があって、教えている時間が実際もったいない訳だから、そりゃイラッともくるだろうと。逆の立場だったらね。

―最近よく聞くのは、上司からのお酒の誘いを断る部下が多いそうです。

増子:それも給料分ですよ。例えばその誘いに付き合うことによって会社に居やすくなるのであれば、安いもんです。それを差っ引いてまで断るのは、もう計算できていないですよ、逆に。

―最近の若い世代は、仕事は一生懸命やるけど、でも付き合いは深めない傾向があるような気がします。

増子:今の若い世代に特有なのは、好かれたいんじゃなくて、嫌われたくないだけなんですよ。誰かに好かれたいんじゃない、ただ嫌われたくない。その最低限のラインにしか線引きがないので、別に好かれたいなんて思わないんですよ。人に好かれることでどれほどのメリットがあるか、実感していないからそういう風になるんでしょうね。取引先が相手でも、自分のいる会社でもそうですよね。人に好かれる努力とは、ゴマをするとかそういうことではなく、自分から好きにならないと相手も好きにならないので、いかに自分がその相手を好きになり、心を開いていけるかだけなんですけどね。

―これも講義でおっしゃっていましたが、仕事とはコミュニケーション能力だけではない。もうひとつは「職人勝負」という、これも良いお話でした。

増子:会社には技術職というか、職人的な人もいるし、いわゆるコミュニケーション能力だけあれば何とかなるのかといえば、そういうことではないですからね。要は、全部仕事ができたうえでのもの。何もできなくてコミュニケーション能力だけ高くても、どうしようもないですよ。他に何もできなくても、自分はこれができるぞというプライドを持つことで、人生多少なりとも辛いことも乗り切れるし我慢もできる。教示というか、そういうものをどこに見出すかということを話したつもりです。

 

chapter.2 いかに自分がその相手を好きになり、心を開いていけるか

増子 直純さん

REC.015 増子 直純さん
怒髪天Vocal

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