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軽部学長のきらっとひらめきコラム

[2013年度]第9回「大学受験はあくまでも通過点。その先にある夢や目標について考えてみること。」

2014年1月6日掲出

 皆さん、こんにちは。今回は、大学入学後のことについて、お話ししようと思います。

 皆さんは、大学に入学した後、どんなことを学び、どんなことをしたいという夢を持っていますか?新年を迎え、気持ちも一新したこの時期には、大学受験を乗り切って大学に入ったらどんなことをしたいのか、自分の夢や目標について、ぜひ考えてみてください。

 私が大学に進学した頃は、どの学生も目的があって大学に入ったものです。かくいう私は、船乗りになって、あちこち外国へ行って働きたいという夢から、東京水産大学(現 東京海洋大学)に進学したんですよ。結果的に、実習でひどい船酔い体質だとわかり、船乗りは諦めて、別の夢を持つことになったんですけどね(笑)。しかし、最近は必ずしも夢や目標があって大学を選ぶとは限らないようです。親からすすめられて進学したという学生や自宅に近いからという理由で、大学を選ぶ学生もいると聞きます。ただ、そんなふうに目的意識もなく、なんとなく大学に入学してしまった学生には、ちょっと心配なことがあります。それは、入学してからの勉学のモチベーションが低いことです。目的意識を持って入学した学生は、それに向かってしっかり学びますから、当然、成績も良く、就職も決まりやすいのですが、そうでない学生は、何をすればよいのか、何をしたいのかがわからず、学問へのモチベーションが保てないのです。

 大学の教育目的は3つあって、ひとつは、社会人として世の中に出ていくための教養を身につけること。2つめは、自分の希望する分野で専門性を身につけること。そして3つめは、その専門性を活かせる仕事に就くことです。つまり大学は、学生を専門家に育てるところだと言えるのです。そう考えると、大学を選ぶ際、自分は何の専門家になりたいのかという目標や夢が、大事になってきますよね。大学は、高校までのようにカリキュラムが決まっていて、これを学びなさい、あれを覚えなさいと、お膳立てされているわけではなく、自分で自分の専門を選んでいかなければなりません。自分の学びたいことを決めて、それに沿った科目を履修していくことになるのです。だからこそ学びたいこと、挑戦してみたいことを、ある程度は持っていたほうが、4年間を有意義に使えるのです。

 受験はあくまでも通過点に過ぎません。新年を迎え、入学試験を目前に控えたこの時期にこそ、改めて自分の夢や大学入学後の目標について考えたり、設定したりして、受験の先にあるものを思い描いてみてください。必ずしも明確に決めなくても構わないので、漠然とでもこういう方向に進みたいとか、何をしたいかということくらいは、入学前から考えておいてほしいと思います。また、東京工科大学には、そういう皆さんの夢や目標の実現を全力で応援する、きめ細やかなサポート体制が揃っていることも覚えておいてください。