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軽部学長のきらっとひらめきコラム

[2014年度]第10回「これからの日本は、女性の力が不可欠!―女性が活躍する大学を目指して」

2015年2月13日掲出

 皆さん、こんにちは。今回は、ここ数年、日本の解決すべき課題となっている“女性の社会進出”について、取り上げてみたいと思います。

 ご存知のように、日本は先進国でありながら、欧米に比べると女性の活躍できる社会づくりが遅れていると言われています。企業の管理職や取締役、国会議員や官僚などにおいて女性が占める比率は、国際的に見ても非常に低くいのです。

 では、大学はどうかというと、欧米の大学では随分と前から女性職員が活躍していました。40年前、私がアメリカへ留学したときには、すでに女性職員の雇用を義務づけようという議論されていたくらいですから、日本よりもずっと先を行っていたわけです。
一方、日本の大学では、女性の研究者が増えつつある昨今でも、欧米に比べると、まだその割合は低いというのが現状です。かくいう本学でも、できるだけ女性教員を採用するように努めているところではありますが、文部科学省の定めた基準などもあって、残念ながら思うようには実現できていません。

 大学に限らず、幅広い社会の中で女性が活躍するには、やはり環境を整える必要があります。女性は仕事をしていても出産で産休をとるなど、どうしてもキャリアが一時的に途切れてしまいます。そういう部分を国や社会全体でフォローしていくことが必要なのではないでしょうか。また、女性をある割合で雇用することを法律で義務づける必要もあると思いますね。そうすれば大学でも、もっと多くの女性教員を雇用することが可能になります。

 これからは理工系の女子学生もどんどん増えるでしょうから、やはり教員も女性が多いと、学生へのケアという面でメリットが多いだろうと思います。余談ですが本学では、女性教員の研究室の就職率が非常に高いんです。恐らく就職活動の指導相談などで、身だしなみや面接での話し方まで細かく指導しているからだろうと思います。

 労働者人口の減少や少子高齢化の進む日本では、今後、日本の女性にイキイキと働いてもらうことが非常に重要になってきています。
東京工科大学も今以上に女性が活躍できる大学を目指して、積極的に取り組んでいく所存です。