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軽部学長のきらっとひらめきコラム

[2015年度]第4回「あと10年でなくなる仕事②―これから大学で学ぶべきこととは?」

2015年8月7日掲出

 皆さん、こんにちは。前回は、10年後になくなるかもしれない仕事の話を取り上げました。今回は、そんな未来に向けて、大学では何を学ぶべきかということをお話ししましょう。

 私が学生諸君によく言うのは、技術や知識は時代によって変わっていくものですから、そういう変化に柔軟に対応できる能力を身につけないと、これからの時代を生き抜けないということです。そのためには、やはり教養と専門分野の基礎を学ぶことが重要です。なぜ基礎なのかというと、物事の原理原則は変わらないからです。最先端の部分はどんどん変化しますが、専門の基礎は変わらない。だからこそ、重要なのです。

 また、国際的な教養を身につけることも、これからは欠かせません。自国はもとより海外の文化や政治への理解はもちろんのこと、語学も英語だけでは足りないと言われています。つまり英語は当たり前の共通語ですから、それをきちんと使いこなせたうえで、さらにもうひとつ別の言語が話せるようになっておかないといけないというわけです。
こうした専門の基礎と国際的な教養を大学でしっかり身につけることができれば、どのような時代が来ても、臨機応変に対応できる人になれるのではないかと思います。

 さらに本学では、サステイナブル社会に貢献できる人を育成していきたいという目標も掲げています。今後、日本を含む先進国は、これまでのような大きな経済発展を望むことはできません。それよりも、小さな発展を持続的に続けながら、今の豊かな生活を持続していくことが求められる社会になるのです。そのためには、あらゆる無駄をなくし、資源やエネルギー、環境にやさしい世界をつくっていかなければなりません。

 それを実現するには、これまでにない新しい技術や発想が必要になってきます。それこそ資源を再配分したり、リユースやリサイクルしたりということが必要になってくるかもしれません。また、何より大切なのが、そういうマインドを持った人が増えることです。
本学の学生が東京工科大学で、サステイナブルという考え方を理解して成長を重ねていくことで、今の社会をサステイナブル社会に変えていく人になってほしいと願っています。