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[2017年度]第3回「夏休み中に実践してほしい戦略的受験勉強のすすめ」

2017年7月14日掲出

 こんにちは、学長の軽部です。今日は、受験生の皆さんにちょっとしたアドバイスとして、夏休みの使い方について話したいと思います。

 私は、入試に臨むには戦略が必要だと思っています。そのひとつとして、この時期に行っておきたいのが、入試動向を徹底的に調べることです。敵を知らずしては、戦いようがありませんからね。まずは志望校が実施する入試の種類や入試傾向をよく調べて、把握することが大事です。入試の傾向は、過去の試験問題を解いてみるとわかりますから、ぜひ今の時期に挑戦してみてください。
 その次は、自分が受ける入試に合わせた勉強方法を考えていくことです。年内入試を受けるのか一般入試を受けるのか、受験科目には何を選択するのか。そういうことを見定めて、なるべく効率的かつ計画的に勉強を組み立てていくことが大切です。

 また、時間的に余裕のある今の時期だからこそ、苦手科目を克服しておくこともおすすめします。まずは苦手科目の中でも、特に自分がどこを苦手としているのか過去問を解いて確認し、出題されそうな箇所を把握して、そこを集中的に勉強してみる。もちろん、そればかり勉強していられませんから、苦手科目にどの程度、時間を割くのかを考えながら進めることが大切です。
 ちなみに私が学生だった頃は、脳生理を考えて効率的に勉強していました。例えば、私自身は朝型の人間で、午前中は特に頭が冴えているので、苦手科目を勉強するようにしていました。苦手科目は根を詰めないとできませんから、スタミナがある朝のうちなら、まだ頑張れるんですよね。ちなみに私が苦手としていたのは、たくさん単語を覚えなければならない英語と国語の古文です。逆にその場で考えて解く数学や物理は得意でしたから、疲れてくる夜をそうした得意科目の勉強時間にあてていました。

 また、われわれの脳には、寝る前に覚えたことが定着しやすいという特徴があります。ですから夜、寝る前に今日一日の勉強を振り返って、「これは難しかった」というものを復習しておくと、頭に定着しやすいですよ。記憶した知識は時間の経過とともに忘れていきますが、どこかで復習しておくと、忘れないようにすることができます。ですから3回くらい復習すれば、必ず記憶として定着するのです。そういうことを踏まえて、難しかった問題を寝る前に復習し、翌朝、再確認すれば、定着率は上がります。その翌日、もう一度復習すれば、しっかり頭に入っているはずです。そんなふうに脳生理を活用した勉強方法を実行してみるのも、ひとつの戦略だと言えますね。