軽部学長のきらっとひらめきコラム

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[2017年度] 第5回「第四次産業革命前夜、激変する社会で生き抜くために大学で身につけるべきものとは?」

2017年9月8日掲出

 皆さん、こんにちは。学長の軽部です。今日は大学で何を身につけるかというテーマで話したいと思います。

 ご存知のように、これからの社会は人工知能(AI)とロボットとコンピュータの進歩により、大きく変化していくと言われています。AIとIoT(モノのインターネット)が製造業に導入される第四次産業革命が実現すれば、人間がする仕事もずいぶんと変わってくるでしょうし、自動車などはAIとセンサとロボット技術により自動運転が当たり前となって、交通事故が激減するかもしれません。皆さんが大学を卒業する頃には、おそらく日本を含め世界の産業構造は変わってくるだろうと想像できます。

 そういう変化の激しい社会で生きていくには、私は柔軟な発想が非常に大切になるだろうと考えます。これまでの社会では、知識があれば“物知りな人”として重宝がられましたが、これからはそうではありません。何か新しいことを考えられる人でないと生き抜けないだろうと思います。AIなどの新技術を理解し、その利用方法をどんどん考えていける人が必要とされる社会になりますからね。

 本学では、学生にそういう時代を生き抜ける人になってもらおうと、6つのラーニング・アウトカムズ(学修到達目標:①国際的な教養 ②実学に基づく専門能力 ③コミュニケーション能力 ④論理的な思考力 ⑤分析・評価能力 ⑥問題解決力)を掲げ、“ベストケア”を実践しています。
 このラーニング・アウトカムズの中でも特に重要になってくるのが、6つ目に掲げた“問題解決力”です。大学教育の最終ゴールは、この力を身につけることだと言っても過言ではないでしょう。そして、問題を解決するためには、コミュニケーション能力、論理的思考力、分析・評価能力も重要になってきます。また、問題解決力の中には、創造力やクリティカル・シンキング(批判的思考)も含まれています。批判的に物事を考えられなければ、新しいものを生み出すことはできませんからね。これらの力を身につけられれば、どんな問題に直面しても対応し解決できるだろうと思います。
 東京工科大学では、こうした時代を生き抜く力を4年間でしっかり養える教育体制を整えて、日々、学生たちに学んでもらっています。