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授業の組み立て

本取組みは、プロジェクト演習と、2つの専門教育科目、コア演習、卒業研究で構成される総合的教育プログラムです。全ての授業、演習で、ゲームを俯瞰的にとらえることを重要課題とし、その上で要素技術の修得に進みます。カリキュラム体系としては、本取組みを独立したコースと刷ることなく、『既存のカリキュラム体系の中に新しい科目を追加する』という形で実現しているため、学生はメディア学部既存の授業・演習と本取組みの科目とをシームレスに履修することができ、総合的な力をつけることが可能になります。

授業の様子

本取組みの授業の様子を一部ご紹介いたします。

プロジェクト演習「遊びのアルゴリズム」

本取組みにおける「ゲーム」とは、最終形としてはコンピュータ・ゲームを想定していますが、1年次最初の演習ではあえてコンピュータやディジタル技術を使用せず、昔ながらの様々な遊びを分析、再構築することで、ゲームにおけるルール、ゲームバランス、アルゴリズムの設計に関して、体験的に学習します。
写真は、昔懐かしい「割りばし鉄砲」を『より強力にするにはどうしたらよいか』、という課題に取り組む様子です。学生は自分で考え、仲間とコミュニケーションをし、全員の前でプレゼンテーションを行い、実際に遊びます。これまで「なんとなく面白い」ととらえていた「遊び」を、「なぜ面白いのか」「どうしたらもっと面白くなるのか」という構造的、分析的にとらえる力を養います。


コア演習「ゲームプロデューシング」

3年次のコア演習では、学生はチームに分かれて企画から制作までを行います。単にゲームを作れば終わり、ではなく、ゲーム制作における役割、ワークフロー、情報整理、コミュニケーションスキル、納期管理などを実践的に学習します。また、実際のゲームのほか、販促用のポスターなども制作し、広報戦略なども計画します。チームは制作会社のような機能を果たし、クライアント役である教員に向けて毎週プレゼンテーションを行う他、自チームで足りないリソースを外注(他チーム)に出すなど、実社会さながらのロールプレイによってゲームを完成させていきます。