メディアサイエンス専攻プロジェクト一覧

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コミュニケーション・アナリシス プロジェクト

研究内容
コミュニケーション・アナリシス プロジェクト
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コミュニケーション・アナリシス プロジェクト
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本プロジェクトでは、人間同士のコミュニケーションを成り立たせている様々な暗黙的ルールを解明することに取り組んでいます。人は会話をするとき、言葉だけでなく、視線・姿 勢・身振り・表情など様々な非言語情報を駆使してコミュニケーションを行なっています。それらの情報は、どんなタイミングで誰に向かって発信されているのかを明らかにすることを目的としています。
学問的バックグラウンドとしては、哲学・言語学・心理学・社会学・情報処理・知能情報学など幅広い学際的な学問分野があり、各分野で研究されてきた人間の認知メカニズムや社会知のあり方を踏まえて、我々が日々行っている様々なコミュニケーションの成りたちを発見しモデル化していきます。そして、人と円滑なコミュニケーションのできる人工物(対話システムやコミュニケーションロボットなど)を設計するための基礎理論を構築していきます。
研究テーマ

1.言語コミュニケーションの分析
実際の会話を収録し、発話内容を書き起こした対話コーパスに基づき、会話を円滑に進めるための言語使用のあり方を分析する。例)「よ」「ね」「か」「です」「ます」などの終助詞が、次の話者が円滑に話しだすタイミングを知らせる。 2.マルチモーダルインタラクションの分析
発話だけでなく視線や身振りを含むマルチモーダルな情報を用いて行われるコミュニケーションをビデオ収録し、言語・非言語情報を駆使して行われる情報発信のあり方を分析する。例) 話し手に見られた聞き手が次話者になる。 3.共同体文化の獲得過程の分析
LINEのグループや大学のサークル、病院や寮、地域自治体など我々は様々な共同体に属しているが、それぞれの共同体固有の規範や活動目標がある。それに応じて適切な振る舞いをするために、人々が色々な共同体文化を獲得していく過程を明らかにする。例) 野沢温泉道祖神祭りの準備作業を通じて獲得される成員どうしの相互連帯感など。

プロジェクト独自ページ

http://www.cloud.teu.ac.jp/public/MDF/teraokatkhr/CAP/index.html
http://dp15281441.lolipop.jp

             
担当教員
榎本 美香 / ENOMOTO, Mika / エノモト ミカ
講師
専門分野: コミュニケーション分析、言語心理学、知能情報メディア科学、認知科学、マルチモーダルインタラクションメディア学
プロフィール: 2007年千葉大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。
東京工科大学片柳研究所嘱託研究員、東京工科大学メディア学部助教を経て、2012年より東京工科大学メディア学部講師。言語・非言語情報を利用したコミュニケーションのメカニズムの解明に従事。日本認知科学会・社会言語科学会・人工知能学会各会員。