工学部

School of Engineering 八王子

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複合ナノデバイス(木村)研究室

研究内容

複合ナノデバイス(木村)研究室
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犬は、がんである人を見分けることができると言われています。近年、病気固有の“におい”があることがわかってきています。これらの“におい”を高感度に検出し、それらを解析することが可能となれば、病気の早期発見が可能となり、金銭的にもエネルギー的にも医療負担を小さくできると考えられます。 複数のガスセンサをワンチップ化し、センサの消費電力を抑制(通常数百℃で動作)することにより携帯性を向上(高機能化)させ、スマートフォンなどの携帯機器への搭載を目指しています。さらに、洗浄効果や除菌効果が期待されるナノバブルを均一かつ効率よく発生させるためのナノバブル発生フィルタを開発し、洗剤を必要としない洗浄液の開発を目指しています。

研究テーマ

① 陽極酸化酸化チタンナノチューブを用いたガスセンサの集積化(ワンチップにおいセンサの開発)
② ナノバブル発生フィルタの作製技術の確立及びその特性の評価
③ 赤外線を用いた表面状態の分子レベル解析技術

研究室の独自ページ

研究キーワード
電子工学 , 半導体微細加工技術 , 陽極酸化 , においセンサ , ナノ材料 , 表面科学 , 電気化学
関連するSDGs
3.すべての人に健康と福祉を 9.産業と技術革新の基盤を作ろうを 12.つくる責任 つかう責任
担当教員
教授 
木村 康男/キムラ ヤスオ/KIMURA Yasuo
専門分野:半導体工学、ナノ材料科学、太陽電池、マイクロガスセンサ、有機デバイス、ナノエレクトロニクス