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公開講座「~防災に役立つ科学と芸術の知識~」(東京工科大学開学25周年記念講演)のお知らせ

東京工科大学は東京都大田区と提携し区民講座を開講します。本学の専門分野である医療保健・デザイン・応用生物それぞれの分野で活躍する先生の方から、今回は防災に役立つ部分をわかり易く紹介します。大田区民以外の方でも受講できますので是非ご参加ください。

第1回 今日から取り組む我が家の防災

医療保健学部教授 野澤 美江子

東日本大震災で被災されたすべての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。この度の未曾有の大震災は、私達に多くのことを教えてくれました。そのひとつに、「災害に対し、いかに備えるか」ということでしょう。地震も含め自然災害を予防することはできませんが、災害に備えることによって被害を最小限にすることは可能です。特に災害時要援護者と呼ばれる、障がい者、傷病者、高齢者、乳幼児・子ども、外国人、妊婦及びその家族の日頃からの意識がとても大切になってきます。そこで、本講義では、災害とは何かを概観するとともに、災害に対する社会の対応と災害に対する具体的な備えに対してお話しします。

日時:10月22日(土曜日)午後2時から午後4時
会場:東京工科大学蒲田キャンパス 3号棟10階階段教室
学習支援者:
東京工科大学医療保健学部教授 野澤 美江子(のざわ みえこ)

第2回 公共空間の安全・安心のパブリックデザイン

デザイン学部教授 横川 昇二

私たちは地震や台風、大雨などの自然災害、そして火災や人災に至るまで、様々な災害に遭遇する危険と不安の中で生活しています。そこで、防災のためには公共空間は重要な役割を担っていること、平常時の生活の中でいかに非常時を想定したデザインを心がけるべきかということ、また、“安全・安心・安泰”の観点からパブリックデザインの課題と方向について身近な生活空間を通してお話ししたいと思います。

日時:11月5日(土曜日)午後2時から午後4時
会場:東京工科大学蒲田キャンパス 3号棟10階階段教室
学習支援者:
東京工科大学デザイン学部教授 横川 昇二(よこかわ しょうじ)

 

第3回 放射線防御とアンチエイジングの接点

応用生物学部教授 山本 順寛

なぜ放射線が怖いのでしょうか?それは私たちの体の細胞(特に遺伝子)を直接傷つけるからです。また細胞の中の水を分解し、活性酸素となって細胞(特に遺伝子)を間接的に傷つけます。私たちの細胞は呼吸で得た酸素を使って食物を酸化してエネルギーを得ていますが、このとき一部の酸素が活性酸素となります。私はこれまで活性酸素の様々の病気やがん、さらには老化に対する影響を研究してきましたが、活性酸素対策が放射線対策にもなることを分かり易くお話しします。

日時:11月12日(土曜日)午後2時から午後4時
会場:東京工科大学蒲田キャンパス 3号棟10階階段教室
学習支援者:
東京工科大学応用生物学部教授 山本 順寛(やまもと よりひろ)

申し込み方法

大田区民講座申し込みページをご覧ください。

■区民大学のご案内と申し込み :大田区WEB
http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/manabu/gakushuu/kumindaigaku/toukyoukoukadaigaku_10_2/

2011年9月2日掲出