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2015年デザイン学部長メッセージ

2015年1月9日掲出

「デザイン学部では、デザインマインドとデザインスキルを身につけ、生活の質を高める具体的な提案としてプレゼンテーションし、それを実現できる人の育成を目指しています。快適で楽しく、潤いのあるデザインをするための教育を実践的に学修します。」池田 政治

デザイン学部長 池田 政治

 受験生の皆さん、デザイン学部長の池田です。
 本学部では、芸術系のデザイン教育と工科大学ならではのコンピューター教育をベースとした特色ある教育を行なっています。
まさにデザインマインドとデザインスキル教育を融合させて、デザイン専門職はもとより、その力を活かして広く社会で活躍できる人を育てています。
 本学部は、設置されて6年目を迎えますが、第一期生の就職では、内定率が92%を超えています。これも本学部の教育方針とそれを実践するカリキュラム等々が広く社会に受入れられ評価を得た結果であると信じています。

 平成27年度からは、現行のカリキュラムをさらに深化させて新カリキュラムがスタートします。新たに工業デザインコースを新設し、よりバランスのとれたデザイン教育を行っていきます。
 工業デザインコースでは、プランニングと3Dプリンターを駆使したモデリング、3Dシミュレーション、デザインマネジメントを重視した教育を行ないます。

 本学部は、多方面から受験生を受入れるという目的から、多様な受験方法を取り入れています。そのため一般入試では、実技でも受験できますが、学科だけでも受験できます。いずれの受験で入学した人も、入学後は、本学部独自の「基礎デザイン」教育によって、じっくりと実技とデザインスキルの基礎を学ぶことができます。
 1、2年次では、デザイン基礎に加えて、専門基礎の講義と一般教養の講義、さらには卒業後に備えたキャリアデザインなどを受講することで幅広い教養と知識を身につけ、社会への視野を広げていきます。
 2年次末に視覚デザインか工業デザインかいずれかのコースを選択し、3年次前期には、それぞれコース内の2つの専攻の専門演習を合わせて学修し、後期からは、そのどちらかの専攻を選んでいくことができます。入学後に自分の適正を見極めながらそれに合った専攻を決めていけるカリキュラムの構成になっています。

 学部キャンパスは、蒲田駅から徒歩2分の所にあり、デザインリサーチなどにおいても都市型のデザイン教育の環境として恵まれ、地域との連携も大切にしたデザインプロジェクトにも参加することができます。

デザイン学部の学びで身につく6つの力
デザイン学部の学びで身につく6つの力

 本学部では、学部の学修をとおして、「6つのちから」が身についていけるよう目指しています。「発想力、提案力、取材力、集中力、チーム力、実現力。」です。これこそがデザインマインドとデザイン力であると思います。皆さんが本学部に入学し、この力を身につけ社会で活躍できる人を目指して学んでくれることを願ってやみません。

 最後にデザイン学部の在学生の皆さんに感想を聞きましたので参考にして下さい。受験生の皆さんの奮闘を期待しています。

学部1年 A.Y.さん
学力試験型入試
「感性演習/描くでは、コンセプトを明確にしたうえで作品を作っていくため、見る人に何をどう伝えるかなどデザインの本質について考えさせられました。また、今までに学んだことのない技法をたくさん用いるため、自分の表現の幅を広げることができました。」
学部1年 T.H.君
実技試験型入試
「感性演習/つくるでは、これまで触れることのなかったものを、実際に扱うことで、自分の中の制作の幅が広がっていることを実感できます。一つ一つの工程を、しっかりと考えられる環境は、確実に自分の力を見直すことができました。そこが、とても面白いです。」
学部2年 K.K.君
指定校推薦入試
「スキル演習では、PCを扱ったソフトウェアの基本的な操作を教わります。毎週課題が出題されるので、将来に役立つ必要なスキルを短期間でも身につけられ、表現の幅も広がります。指定校推薦でしたが、入学前に触ったことのないソフトも無理なく学ぶことができました。」
学部3年 R.O.さん
実技試験型入試
「専門演習Ⅰの視覚と伝達コースでは、架空の会社のロゴデザインやグッズへの展開などの課程を学びました。ロゴデザインを考える時に会社のイメージやコンセプトに合ったものを考え、また何度も改善していくことで、イメージに近づけていくのが楽しかったです。」