お知らせ

Information

東京工科大学 HOME> お知らせ> 2017年のお知らせ >[2017年度] 第7回「2018年度の新しい入試について ――奨学生入試と統一入試」

[2017年度] 第7回「2018年度の新しい入試について ――奨学生入試と統一入試」

2017年11月10日掲出

 皆さん、こんにちは。学長の軽部です。今日は、来年実施される2018年度入試についてお話ししたいと思います。

 すでにご存知の方が多いと思いますが、本学は2018年度入試から、これまでとは異なる新しい入試を実施します。具体的には、奨学生入試の導入と一般入試の統一入試化です。ひとつずつ、簡単に説明しましょう。
 奨学生入試というのは、来年1月21日(日)に実施する奨学生入試を受けて合格した103名に対して、返還義務のない奨学金130万円を4年間支給するというものです。また、奨学生として合格できなかった場合でも、一般入試合格者と同等もしくはそれ以上の学力を有すると認められた受験生は、一般入試が免除され、入学することができます。
 それから一般入試では、1試験日の受験で他学部や他学科と併願できる“変則的”統一入試を実施します。“変則的”としたのは、本学がメディア学部や工学部、デザイン学部、医療保健学部など、多様な分野の学部を有する理工系総合大学であるため、他の工業系大学のような統一入試のスタイルを取ることができないからです。例えば、メディア学部志望の人とデザイン学部志望の人には共通の興味項があるかもしれませんが、医療保健学部の看護学科を志望する人と一緒の同一の入試内容にするわけにはいきませんよね。ですから専門的に近しい分野でや共通する受験科目によって併願できる学部学科を3グループに分類し、同一グループ内であれば一度の試験で併願できるという形にしました。

 なぜこのような入試改革を行うのかというと、より良い学生を獲得して、本学をより良い大学にするためです。ここでいう“良い学生”というのは、偏差値的な意味だけではありません。例えば言語スキル、や数学的リテラシーや、情報リテラシーがある、あるいは国や文化的背景の違う人と一緒に研究や仕事ができるといった多様性のある学生のことを指します。そういう多様性のある学生を獲得するには、入試も多様化する必要があります。本学では、これまでもAO入試や指定校推薦入試といった多様な入試を行ってきましたが、今回、さらに入学する学生の質との幅を広げようと、新しい入試制度を導入することにしました。

 皆さんもぜひ、今回の新しい入試をうまく活用して、本学への入学を果たしてください。健闘をお祈りしています。