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[2012年度]第7回「アメリカ視察リポート その1 就職力アップへ、最先端教育「コーオプ教育」とは。」

2012年11月9日掲出

今回の視察は8月31日に日本を出発し、7日間でコロンビア大学、ミネソタ大学、ドレクセル大学、エモリー大学、ジョージア工科大学、ドレクセル大学といった東海岸と南部の大学、そしてカナダのウォータールー大学を訪れました。

視察の目的の一つは、学生中心の授業「アクティブ・ラーニング」をアメリカではどのように実施しているのか、また、自主的に学ぶ「PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)」がアメリカではどのように行われているのかを調査取材するため。もう一つは、「コーオプ教育」(Co-operation Education)を取材し、そのノウハウを得るためでした。

このコラムで初めて紹介する「コーオプ教育」とは、学生が一定期間企業で働き、給与も支給されることが特徴。働くことでお金の価値を実感できる制度になっています。仕事を経験した学生は、勉強に熱心に取り組むようになり、就業力が増して、ほとんどの学生が就職できるとのこと。ですから、アメリカでは多くの大学がコーオプ教育を取り入れています。現場に出て体を動かす仕事が多いので、汗を流してお金を稼ぐことを学ぶことができるのです。アメリカではコーオプ教育は100年以上の歴史があり、同教育を受けることで、就職の際、企業にも高く評価されます。

たとえば、コーオプ教育を積極的に推進しているウォータールー大学では、毎年約1万6千人の学生を約2000社の企業に派遣しています。
本学でもそういった新しい教育を取り入れて、学生たちの向学心を高められたらと考えています。現在、アメリカ視察のリポートをつくっており、それを教員に説明する予定です。
本学がコーオプ教育でアメリカの大学と提携すれば、本学の学生もアメリカの企業を体験できます。さらに、大学内で職員として働くこともできるのです。

日本では、就職率が低迷していますから、我々はコーオプ教育を積極的に取り入れようと考えています。今回視察した大学と本学は共通するところが多くありましたから、近い将来それらの大学と提携できたらと思っています。
今回の視察は大変意味のあるものになりました。今回の視察の結果も踏まえ、今後の本学の改革に活かしていきたいと考えています。

次回は、今回訪れた南部の歴史や文化、そして南部の発展に貢献してきたジョージア工科大学のお話をしましょう。