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[2013年度]第6回「聞くだけの授業はもう卒業!<ACTIVEラーニング>で、自ら考え・議論する授業へ。」

2013年10月11日掲出

 皆さん、こんにちは。今回は双方向の授業で、学生の理解を高める<ACTIVEラーニング>についてお話しましょう。

今までの授業というのは、“先生は話す、学生は聞く”というスタイルでした。しかしこれでは、学生が常に受け身の一方通行の授業になりがちで、学生が講義の内容を理解できていない場合が少なくありません。ですから、私たち教員は一方通行の授業から双方向の授業にすべきと考え、<ACTIVEラーニング>という方法を採用しました。これは学生がどの程度理解しているかということを確認しながら進める授業でもあります。

この<ACTIVEラーニング>は、“簡単な学習法”から“高度な学習法”まで、段階的に取り組んでいきます。

基本的な<ACTIVEラーニング>の例
・授業内容についての小テストやレポート提出で理解度をみる。
・教員が授業で話したことを学生が理解しているか質問し、学生が答えられるかをみる。

高度な<ACTIVEラーニング>の例
さまざまな課題について話し合うグループワークを行う。最初のうちは教員が課題を出しても良いが、のちに学生だけで課題を出し合って議論できるようにする。

それでは、グループワークの課題と、学生たちの取り組みの一例を紹介しましょう。

課題・・・ある町の活性化について
ある町は、人口が減少しています。この原因とこれを食い止める方法を考えてください。

学生たちの取り組み・・・
ステップ1『その町の特徴をつかむ。』
その町のリソースを調査。人口や年齢構成、産業、そしてどの程度の雇用が生まれ、住民の平均年収はどの程度なのか。

ステップ2『衰退している産業があるかを調査。』
衰退産業があれば、それに従事する住人は、失望し他の地域に転出するケースが増えているのではないか。

ステップ3『産業の復活、新たな産業の創出など、“雇用を生む方法”を考える。』

 <ACTIVEラーニング>で、学生が課題を持ち寄るのも、それを解決するのも、各々十分に勉強をしなければいけません。ですから、これによって勉強習慣を身につけることもできるのです。 さらに、これはcritical thinkingを鍛える上でも、最適な学習方法です。まず、学生がみんなと議論することで問題を発見し、その解決方法を探すことで思考力やディベート力がつきます。他の人から反対意見を言われても、きちんと自分の意見が言えるようになるでしょう。それは最終的に社会人になってからも、プレゼンテーションなど実践に活かせるはずです。

 高校生の皆さんも、ここで紹介した課題例のように、授業で習ったことについて友達同士で議論してみるのもいいかもしれませんね。