軽部学長のきらっとひらめきコラム

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[2011年度]第5回「就職活動を徹底的にバックアップするシステムを始動!」

皆さん、こんにちは。今回は、今年度からスタートした、学生の能力を最大限に引き出す、就職サポートシステムを紹介します。

昨年度のメルマガでお話しました、“就職支援センター(仮称)”について、学内で話し合ってきましたが、結局はそのようなセンターというハードをつくれば良いという問題ではなく、ソフトをどうつくるかが大切なのだという結論に達しました。

経済状態も良いわけではなく企業も採用を抑制し、就職環境が厳しい現在、私たちは、1年生のうちから、学生個人がどのような能力を持っていて、どのような能力が欠けているのか診断しようと考えました。そこで、今年の入学式後、新入生を対象に「就業力診断テスト」を行ったのです。これをベースに個人の「就業力カルテ」をつくり、自分の弱点が分かるようにしました。弱点が分かれば、それを克服するためトレーニングをしていけば良いわけです。

カルテには、まず自分の目標を記入し、どのようなトレーニングをしてきたかをその都度記入していきます。2年生からこのカルテを持っていれば、3年以降もアドバイザーがこれを見て適切な指導ができるわけです。併せて、指導する際には、成績も一緒に見ることができるように「自己成長ファイル」というものもつくりました。これには学生自身が、自分の成績を見て、勉強の目標を書き込むようになっています。

このように弱いところを補強しながら、学生とアドバイザーが一体になって就職活動の戦略を立てていきます。就職活動の戦略がきちんとしていれば、希望の企業への就職がグッと近づきます。まずは、学生たちが、頻繁にアドバイザーのところに通ってくれるよう、私たちも、就職指導のスキルアップに努めていきます。

2011年9月9日掲出