軽部学長のきらっとひらめきコラム

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[2011年度]第6回「軽部学長の1日に密着!「学生のための改革」に奔走する日常とは?」

みなさん、こんにちは。今回は、私のある1日のスケジュールから、大学運営において大切なことなど、高校生のみなさんにあまり知られていない、“学長”という仕事をご紹介します。大学という大きな船の舵取りを、みなさんも少し体験してみませんか?

まず、私のある1日のスケジュールから。

A.M.9:00 まず、秘書と今日のスケジュールを確認し、定期的に「学長室」メンバーと今月の会議の打ち合せを行います。私のスケジュールをすべて管理しているのは、秘書と「学長室」。そして、1日のスケジュールがスタート!
A.M.10:00 大学内外の新聞・雑誌などの取材に対応。毎月たくさんのインタビューを受けます。
そのあと、外部の研究機関と来年度の研究などについて打ち合せ。外部の研究機関との情報交換も大切にしています。
P.M.1:00 コンピュータサイエンス学部の学部長、学部長補佐、学長補佐らと、コンピュータサイエンス学部のさらなる活性化について話し合い、各学部の問題や課題について、協議は欠かせません。
P.M.3:00 教務部長、就職委員長と、社会人に必要な基礎をどのように養成するか、新しいプログラム「社会人基礎」について打ち合せ。新しい制度についても、次々と案が出され、活発に意見交換します。
P.M.5:00 会議終了

このように、1日のスケジュールは、非常に多忙です。
さらに、違う日には半日だけで、企画推進会議、人事委員会、評議会など、実に4つの会議を行いました。

いずれの会議もすべて、学生をベストケアし、オンリーワンの教育を提供するためのものです。
先程のスケジュールにもありました、新プログラム「社会人基礎」を例にお話しましょう。
従来、大学では、教養・専門・専門技術を教えていましたが、就職難のこの時代、専門の基礎となる部分をしっかり学び、社会に出たとき、世の中の変化に対応できる「社会人基礎力」のある人材を求める企業の声が高まっています。これを受け、本学では新プログラムを立ち上げました。

しかし、どうして、学長がこんなに忙しいのか?
本学のような私立大学では、学長が様々な役割を担うため、大学運営に関するほとんどの委員会のリーダーは“学長”が務めています。もちろん、それらすべての会議に出席しているので、朝から晩まで会議で詰まるということが日常なのです。

理事長や学長は、企業でいう経営者ですから、“経営手腕”が大いに問われます。経営者の下、教職員が協力して、大学の進む道を切り開いていかなければなりません。そのために、多くの話し合いが必要なのです。ですから、私たちは立ち止まることはできません。「学生のための改革」を原動力に、これからも力強く進んでいく東京工科大学にぜひご期待ください!

2011年10月14日掲出