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[2018年度] 第3回「夏休みの過ごし方 ――環境を変えて受験勉強を効率的に」

2018年7月27日掲出

 皆さん、こんにちは。いよいよ夏休みの到来ですね。まとまった勉強時間を確保できる長期の休みは、受験生の皆さんにとって非常に貴重だと思います。そこで今回は、夏休みの過ごし方について、提言したいと思います。

 まず、夏休みは、苦手科目の克服に時間を充てることです。時間的に余裕のあるこの期間に取り組んで、少しでも苦手意識を減らしておくことをおすすめします。それから、普段と環境をがらりと変えてみるのも良いのではないでしょうか。というのも、毎日、家の机で朝から晩まで勉強していると、必ず飽きてくるからです。
 かく言う私の受験時代は、夏休みに伝手を頼って友達と八丈島へ行き、集中して勉強をした思い出があります。島での暮らしは環境が大きく変わるので、いつもとまったく違う生活パターンで過ごせ、かなり集中して勉強ができましたし、リフレッシュにもなりました。

 そうは言っても、なかなか環境をがらりと変えることは難しいという方も多いと思います。それならば、身近なところで、図書館に行って勉強するという手があります。私も週末が来るたびに、開館時間よりちょっと早めに図書館へ行っては、いつも決まった席に座って勉強したものです。図書館での勉強の良い点は、そこにいる人たちがみんな国家試験や司法試験、大学受験や大学院受験といった目標に向かって真剣に勉強しているので、その雰囲気のおかげで集中でき、頑張れるところです。
 夏休みは長いので、どうしても中だるみしがちですから、普段と環境をちょっと変えて、緊張感を高めるというのも勉強を続けるひとつの方法だと思います。

 それから勉強の仕方についても考えみましょう。まず、自分が朝型か夜型かを見極める必要があります。私の場合、朝型人間なので集中力のある朝は、あえて苦手科目に時間をさいていました。逆に昼食後の眠くなる時間帯や午後の疲れてくる頃には、得意科目の勉強に充てるとはかどりました。
 あとは、脳生理を考えて勉強することですね。人間の集中力の持続は1時間が限界ですから、50分ほど勉強したら、10分休むことを心がけると良いですよ。また、夜、寝る前に約1時間、必ずその日の復習をしましょう。そうすると脳に定着し、記憶しやすくなります。さらに、その日勉強した内の重要なことは、少なくとも2日以内にもう一度、復習をします。つまり、夜の復習と翌日もしくは翌々日の復習を必ずする。それによって、脳への定着率は飛躍的に高くなるのです。

 それでは、今回はこの辺で。皆さんの夏休みが有意義なものになることを願っています。