軽部学長のきらっとひらめきコラム

東京工科大学 HOME> [2019年度]第7回「グローカル大学であるために①(ローカル編)」

[2019年度]第7回「グローカル大学であるために①(ローカル編)」

2019年10月25日掲出

 こんにちは、学長の軽部です。“グローカル”という言葉があちこちで聞かれるようになって、ずいぶん経つように思いますが、皆さんはどうでしょう? きっと何度も耳にしたことがあるだろうと思います。  
 グローカルとは、グローバル(Global:地球規模の、世界規模の)とローカル(Local:地方の、地域的な)という言葉を掛け合わせた造語です。その意味は、地球規模の視野と草の根の地域の視点の両方で、さまざまな問題を捉えようというもの。この2つの視点をもって考え、行動できる大学であること、つまりグローカル大学であることが、現在の、そしてこれからの大学に欠かせない要素になっています。

 さて、本学もグローカル大学であるために、数年前からさまざまな取り組みを行っています。今回は、そのうちのローカルな視点での活動についてお話ししましょう。本学のローカルな活動として最も協力していくことになるのは、キャンパスのある八王子市と大田区です。どちらの地域とも包括提携ができていますし、ボランティア協定を結んでいますから、色々なプログラムを積極的につくって市民や地域に貢献しています。例えば、清掃活動や地域イベントのボランティアスタッフ、介護施設でのお手伝いなど、内容はさまざまです。  
 同時に、本学では単なる学生のボランティア活動ではなく、「サービスラーニング」という授業として単位をつけることで、学生が自覚をもって社会貢献でき、なおかつ地域が抱える課題の発見やその解決に関わることで自身の視野を広げ、成長できるようなプログラムも整備しています。このような形をとることで、なるべく多くの学生に参加してもらい、実社会の課題を体験してほしいのです。ですから、将来的にはこの授業を必修にすることも考えています。  
 また、工学部が実施しているコーオプ教育も、地域の企業に貢献する典型的な取り組みだと言えるでしょう。「コーオプ実習」では、工学部の学生が約2ヵ月という長期にわたって企業で働き、給金をもらってその企業や地域に貢献しつつ、自身も就業経験から学んで成長するというものです。この取り組みは、学生という若い人が入ることで職場に活気をもたらすなど、提携先の企業からも好評です。

 大学には社会に貢献するという重要な目的があります。どういう形で社会の役に立つかはさまざまですが、最終的にはサステイナブル、持続的に発展できる社会を実現するために貢献するということが本学の大きな目的です。
  東京工科大学では、これからも地域との連携を強固にして、サステイナブル社会の実現に向けた行動を身近なところから推進していきます。