［2019年度］第5回「東京オリンピック2020前年　―東京工科大学での取り組み」

　こんにちは、学長の軽部です。いよいよ来年、2020年東京オリンピックが開催されます。今回は、東京オリンピックと東京工科大学との関わりについて、取り上げたいと思います。

　大学としては、オリンピックやパラリンピックへの貢献をできる限り積極的に行いたいと思っています。例えば、今、本学の医療保健学部臨床検査学科に、東京オリンピックでのドーピング検査を手伝ってもらいたいという要請が来ています。臨床検査学科の学生にとっては非常に貴重な経験ができますし、実学を掲げる本学にはぴったりの機会ですから、実現できるよう調整したいと思っています。
　 それから、具体的には決まってはいませんが、理学療法学科や作業療法学科にも何らかの声がかかるかもしれません。蒲田キャンパスは都心ですし、医療保健学部はその性質上、協力できることが多々あるので、この機会を利用して学生に参加するチャンスを与えたいのです。
　 また、八王子キャンパスのある八王子市は、その一部が自転車ロードレース競技のコースになっています。本学は八王子市と包括提携を結んでいるので、ここでも何らかの要請を受けて、学生の力を発揮してもらうことになるでしょう。本学ではこうしたグローカルな活動も大切にしています。

　オリンピックやパラリンピックという国際的なイベントに何らかの形で携わることは、そうそうできない経験です。英会話ができる学生は、街中でボランティアもできるでしょうし、大学として何かしら役立てることがあるだろうと思います。皆さんも、自分のできる範囲で関わって、ぜひ貴重な経験をしてみてください。