工学研究科
サステイナブル工学専攻
八王子キャンパス
3つの工学を基盤に、持続可能な社会を構築する。
サステイナブル機械・電気電子・応用化学の3領域を基礎に、ライフサイクル思考に基づいた次世代の生産技術や設計、再生可能エネルギーの開発・有効利用、これらを支える最先端の物質・素材の創成を追究。高度な教育研究を通じ、持続可能な社会を支える工学技術を実践的に学びます。
- テキスト
特長
多様な専門性を持つ人材の育成
それぞれの軸足となる専門分野に関する基礎から先端までの知識について概論科目と特論科目を履修するとともに、他の専門分野に関する科目を複数履修することにより、広い専門性を身につけるカリキュラム構成になっています。

持続可能な社会の実現に向けた新しい工学「サステイナブル工学」の追究
日本や地球の持続的成長や自律的発展をめざすサステイナブル工学は、新しい工学研究分野です。工学分野に関する知識のみならず、社会科学分野を俯瞰し、サステイナブル工学の立場に基づいた新エネルギー・省エネルギー・新素材、製造技術、メカトロニクスなどの先端サステイナブル工学を研究します。
体系的な研究指導体制
博士前期課程では、1年次前期から2年次後期まで各期に研究プロジェクト科目を配当し、研究テーマの設定(1年次前期)、中間審査会(1年次後期)、予備審査会(2年次前期)と各期に研究の進捗状況の確認を行います。また2年次後期には、これまでの研究を修士論文としてまとめ提出するとともに、修士論文審査会で発表を行います。これに加え、博士前期課程の学生は、在学中に1回以上は学会等での対外的な発表をすることを原則としており、学内外の講演会、学術研究集会への積極的な参加を促し研究発表することを奨励しています。
主な科目
研究・プロジェクト科目
サステイナブル工学研究企画、サステイナブル工学研究Ⅰ、サステイナブル工学研究Ⅱ 、サステイナブル工学研究Ⅲ
博士前期課程では、1年次前期から2年次後期まで各期に研究プロジェクト科目を配当し、研究テーマの設定(1年次前期)、中間審査会(1年次後期)、予備審査会(2年次前期)と各期に研究の進捗状況の確認を行います。また2年次後期には、これまでの研究を修士論文としてまとめ提出するとともに、修士論文審査会で発表を行います。これに加え、博士前期課程の学生は、在学中に1回以上は学会等での対外的な発表をすることを原則としており、学内外の講演会、学術研究集会への積極的な参加を促し研究発表することを奨励しています。
専門科目
サステイナブル工学概論
サステイナブル社会の実現にとって工業製品が果たす役割は甚大であり、構成材料は製品の機能や性能、経済性とともに、地球環境への影響を決定付けるものです。本講義では、サステイナブル工学の支柱である「ライフサイクル思考」に基づき、製品のライフサイクル全体を考慮し、環境側面、性能(材料特性)、コスト(経済効果)を総合的に評価しながら材料を選定する方法を学修します。さらに、環境、性能、コストを調和させた材料開発の手法について、具体例に基づいて学修します。
サステイナブルパワーエレクトロニクス特論
パワーエレクトロニクスを使った電力変換は、サステイナブル社会において持続的なエネルギー環境を実現するために必須の技術です。本講義では、パワーエレクトロニクスの基礎および回路を理解するとともに、太陽光発電用パワーコンディショナ、蓄電池と充放電回路、電気自動車と新規デバイスSiCやGaNを使った駆動および回生回路など、パワーエレクトロニクスを使った電気機器の最新技術について学びます。また、応用例を通して、パワーエレクトロニクスがもたらすサステイナブルなエネルギ-・生活環境について修得します。
サステイナブル応用化学特論
ロボット、宇宙・航空機、自動車などに必須の構造材料、電気・電子デバイスや医療・介護デバイスに必須の機能性材料など、多様な物質・材料の創造がサステイナブル社会を構築する基盤となっています。本講義では、金属・セラミックス・高分子材料をはじめとするさまざまな物質・材料について、サステイナブル工学の下に生産・活用するための指針を、さらに化学の果たす役割を学びます。これにより、1)グリーンサステイナブルケミストリーに基づく素材・材料の製造・消費、2)応用化学の見地からみた省エネルギー・創エネルギーによる資源・環境・エネルギー問題の解決、3)構造材料、電子材料、有機系複合材料、セラミックス基複合材料、金属系複合材料、機能性複合材料などの種々の材料を用いたサステイナブル応用化学に基づく技術開発が行えるようになります。
3つのポリシー
サステイナブル工学専攻 博士前期(修士)課程
サステイナブル工学専攻に所定の期間在学し、専攻の教育と研究の理念に沿って設定した授業科目を履修し、基準となる単位数以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けたうえで本大学院が行う修士論文の審査及び最終試験に合格して課程を修了することが学位授与の要件である。 サステイナブル工学に関する幅広い専門の知識や技術を持ち、優れた研究能力と実践的な職業人として、高度なコミュニケーション能力、論理的な思考力、分析・評価能力、問題解決力を合わせ持つことが課程修了の基準である。サステイナブル工学専攻 博士後期課程
サステイナブル工学専攻に所定の期間在学し、サステイナブル工学の教育と研究の理念や目的に沿った研究を行い、かつ所定年度内に博士論文の審査及び最終試験に合格することが学位授与の要件である。 自立して研究活動が行え、高度な創造的研究の企画、推進、成果の発表等が行える能力とその基盤となる学識、技術を身につけていることが課程修了の基準である。工学研究科サステイナブル工学専攻では本学の基本理念である「生活の質の向上、技術の発展と持続可能な社会に貢献する人材を育成する」ための教育研究を重視し、持続可能な社会の構築に貢献する科学技術の発展を先導するとともに、国際的な教養と豊かな人間性、高い倫理性、創造性と高度な専門能力、高度なコミュニケーション能力、論理的な思考力、分析・評価能力、問題解決力を兼ね備えた人材を育成する。教育プログラムは博士前期(修士)課程と博士後期課程から成る。具体的には次のような方針に沿って教育を行う。
サステイナブル工学専攻 博士前期(修士)課程
学士課程での教育によって得た成果を発展させ、専攻の研究分野の幅広い専門的知識を修得させるとともに、学士課程の学科・専門分野にとらわれない分野横断的に学修させるカリキュラムを編成し、幅広い学識や技術を修得させる。創造的な研究や分野横断的なプロジェクト研究をとおした教育によって、創造的な研究の推進能力、研究成果とその意義の発表・説明能力、高度な論理的な思考力、分析・評価能力、問題解決力と学術研究における倫理観等を身につけた実践的で高度な技術者や研究者を育成する。
サステイナブル工学専攻 博士後期課程
研究専門分野における高度かつ広範な専門的知識、技術の修得に加えて、創造的な研究課題を発見し、それを推進するための研究計画の立案、研究を推進する能力、研究成果とその意義を論理的に発表・説明する能力、高度な分析・評価能力、問題解決力、高い倫理観などを兼ね備えた研究者を育成する。また、学際的な発想を持ち、他分野の研究者との研究交流や共同研究を積極的に行える研究者を育てる。国際的な発想のもとで未踏分野の研究に果敢に挑戦する先取の精神の素地を作る。
研究の目的・意義が本学の定める基本理念に合っているか、持続可能な社会の構築に貢献できるかを常に批判的、論理的に分析・解決できる力を育てる。
研究の目的・意義が本学の定める基本理念に合っているか、持続可能な社会の構築に貢献できるかを常に批判的、論理的に分析・解決できる力を育てる。
本学の基本理念を踏まえて持続可能な社会を構築する工学(サステイナブル工学)の高度な学理と技術の学修と研究に強い意欲を持って挑み、自己成長して実践的で高度な技術者や研究者をめざす人。国際的な教養、豊かな人間性、高い倫理性と創造性を身につけて、自立して主体的に技術社会の改革に取り組み、持続可能な社会の構築に貢献する意欲がある人を求める。