応用化学科

応用化学科_FV
天然物質と新しい材料で、未来への化学を拓く

学科の特徴

FEATURE 1
化学とバイオテクノロジーを融合した「サステイナブル化学」を学ぶ
FEATURE 2
地球に低負荷の新材料開発や、新エネルギー創出のための先進的な合成プロセスを開拓
FEATURE 3
未来を支える新しい化学を身につけ、科学技術を先導する人材を育成

4年間の学びの流れ

応用化学科_4年間の学びの流れ
ピックアップ
サステイナブル化学概論
応用化学科の各教員が専門分野に関連したテーマを題材とし、オムニバス形式で講義を行います。有機化学、無機化学、物理化学をはじめとする多角的な視点から、持続可能な社会の実現に貢献するサステイナブル化学について学びます。
実践工学プロジェクト演習 Ⅰ〜Ⅷ
工学に関する各種のプロジェクトに挑戦し、学科、学年を越えたメンバーと協働で課題解決に取り組みます。
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資格

関連する資格
甲種危険物取扱者
すべての危険物の取扱いや立ち会いが可能となる、危険物取扱者の最上位にあたる国家資格です。
毒物劇物取扱責任者
医薬品以外の毒物・劇物を製造・輸入・販売する施設で保健衛生上の管理を行う責任者資格です。
公害防止管理者
工場などからの排ガスや排水の処理、騒音の抑制など、環境保全を監督する重要な国家資格です。
放射線取扱主任者
医療や研究、産業の現場で放射線障害を防止するために、取扱いの監督を行う国家資格です。
高圧ガス製造保安責任者
化学コンビナートや高圧ガス製造施設で、保安の監督を行うための高度な国家資格です。
危険物取扱者
一定数量以上の危険物を貯蔵・取扱う化学工場やガソリンスタンド等に必須となる国家資格です。

※それぞれの資格には、取得条件や種別などがあります。


卒業後の進路

卒業後の主な進路
  • 大学院進学
  • 高分子・金属・半導体などの化学工業、食品・化粧品・医薬品などのバイオ産業、自動車産業、電気・電子製品などの製造業の研究開発において、サステイナブル工学を応用して活躍できる技術者・研究者 ほか
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研究ピックアップ

社会の中で役立っています!
サステイナブル化学
サステイナブル社会の実現に向けて、多様な化学技術の開発・実用化が進められています。二酸化炭素を資源に変える触媒技術や、未利用資源からの化学品合成、省エネ・低環境負荷な触媒反応の開発などが代表例です。
サステイナブル化学
“魔法の粉”で未来の化学を切り拓こう
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原 賢二 教授
私たちの生活を支える多くの化学反応には「触媒」が欠かせません。少ないエネルギーで効率良く物質を変化させ、環境への負荷も抑える―― そんな触媒は“魔法の粉”に例えられるかもしれません。本研究室では、触媒を新しい発想で創り出し、地球環境や資源・エネルギー、人々の健康など幅広い分野の課題解決につなげる研究を進めています。世界的なテーマとなっているのが、二酸化炭素を減らしたり再び資源として利用するための触媒開発です。反応そのものは知られていますが、使う物質の組み合わせやナノサイズの触媒をどこに配置するか、反応装置をどう設計するかなど、改良の余地はたくさんあります。高価な材料に頼らず、安価で長寿命な触媒を実現することも重要な研究課題です。もうひとつの柱が、酵素を模倣した触媒の開発です。自然界の酵素は複雑な立体構造の中で驚くほど高効率に反応を進めます。その仕組みをヒントに、土台の上に分子パーツをブロックのように組み上げ、新しい触媒を設計していきます。実用に発展させれば、医薬品や香料の合成への利用が期待できます。この研究室が大切にしているのは、学生が自分で課題を見つけ、解決策を考える姿勢です。研究を行う中で簡単に結果が出ることは少ないのですが、だからこそ狙った反応が得られた瞬間の喜びは格別です。触媒研究の分野は、製薬、食品、化学メーカー、エネルギー、自動車など幅広い分野をめざせることも特徴です。
kenji_hara1材料表面の化学結合状態の情報を得るX線光電子分光装置
この研究の研究室は
触媒化学研究室
さまざまな化学反応を進める手助けをする「触媒」を、自由な発想で研究。資源問題や環境問題の解決につながる触媒や、生活の質を向上させる触媒の開発に取り組んでいます。

機械応用化学科の3つのポリシー

工学部の教育研究上の目的 
工学部は、生活の質の向上と持続可能な社会を実現するため、豊かな人間性と自立性とともに、工学分野の専門知識を身につけた、科学技術の発展に貢献できる実践的かつ国際的人材を養成する。

 

工学部応用化学科の教育研究上の目的
工学部、応用化学科はサステイナブル工学の技術と材料化学、化学プロセス、化学システム等の教育研究をつうじて、生活の質の向上と持続可能な社会の構築に貢献できる有為な人材を養成する。

本学の建学の理念、本学部学科の教育研究上の目的に基づき、次の学修到達目標に定める資質・能力を身に付け、本学科で定める所定の期間在学し、所定の単位を修得した学生に対し、卒業を認定し、学士の学位を授与する。

  1. 国際的な教養
    ・人々や社会・文化の多様性を理解し、社会人・国際人として活躍できる教養を身に付ける。
    ・情報リテラシー・数理科学(情報機器活用能力やデータサイエンスの素養を含む)、自然科学分野における教養を身に付ける。
  2. 実学に基づく専門能力
    ・化学にかかわる基礎知識や基礎技術(実験操作技能等)を身に付ける。
  3. ・先進的な環境材料、エネルギー、分子の創造にかかわり、材料化学、エネルギー化学、生物化学、化学工学などの分野の研究者・技術者となるために必要な知識やその応用力(機器分析技術を含む課題遂行能力)を身に付ける。
  4. コミュニケーション能力
    ・わかりやすく自分の考えや研究成果を伝える力を身に付ける。
    ・多様な価値観を持つ人々との意見の違いや相手の立場を理解する力を身に付ける。
  5. 論理的な思考力
    ・論理的に考える力(レポートを科学的な方法で執筆する力を含む)を身に付ける。
  6. 分析・評価能力
    ・収集した情報を分析的・批判的に捉える力を身に付ける。
  7. 問題解決力
    ・科学的な思索を通して、課題を発見し、解決する力を身に付ける。
工学部応用化学科の学位授与の方針に掲げる資質・能力を修得するため、教育課程編成・実施の方針、学修成果の評価方法を次のように定める。

教育課程編成・実施の方針
教育課程は、実学基礎科目、専門基礎教育科目、専門教育科目から構成する。

  1. 実学基礎科目は、以下の科目群から編成する。
  2. 人文・社会、外国語、情報・数理科目(情報機器の活用技術やデータサイエンスを含む)、自然科学、ウェルビーイング、社会人基礎(キャリア教育科目を含む)、社会連携(就業経験、地域活動、海外実習など各種の学外との連携プログラムを含む)
  3. 専門基礎教育科目は、以下の各分野の科目から編成する
    化学基礎、無機化学、有機化学、物理化学、分析化学、化学数学、および、それらを活用する基礎科目やそれらに関する基礎実験
  4. 専門教育科目は、以下の各分野の科目から構成する。
    先進的な環境材料、エネルギー、分子の創造にかかわり、材料化学、エネルギー化学、生物化学、化学工学などの専門分野を深めるための科目、および、課題研究

これらの授業科目は、講義、演習、実習、実験等を組み合わせて体系的に編成し、学生の主体的・能動的な学修・研究を促す。

学修成果の評価方法
授業の形態(講義、演習、実習、実験等)に応じて、定期試験、レポート、授業中の小テストや発表など各科目のシラバスに明記された評価方法に基づき、学修成果を厳格に判定する。主な課題研究(とくに、卒業年次の課題研究)では、複数の教員の前で各学生が研究成果を発表する審査会を開催し、学生の総合的能力を複数の教員が評価する。
本学の建学の理念及び本学科の教育研究上の目的を理解し、本学科の教育研究に強い関心を持ち、下記のような志を持った学生を工学部応用化学科は受け入れる。

  1. 工学部応用化学科の専門分野の学修と研究に強い意欲を持って挑み、化学、環境、エネルギー、生命科学、医薬品、化粧品などの産業分野で自立して活躍することをめざす人
  2. 国際的な教養と豊かな人間性を育み、持続可能な社会の実現に貢献する意欲がある人
  3. 本学工学部、企業と連携しコーオプ教育の課程への参画を通じて自身の成長と同時に社会に貢献する意志のある人

入学後の学修のため、以下の教科・科目の内容入学前に修得していることが望まれる。
【化学、数学(数学II・B相当)、英語や国語(現代文)の基礎力にかかわる教科・科目】

入学者選抜の基本方針

  1. 一般選抜(奨学生入試・A日程・B日程)
    これらの試験では、教育研究の対象となる分野の基礎学力と、それを将来の産業上の問題解決に応用するための応用力・発展力を持つ人物の受け入れを目的としている。個別学力試験により「知識・技能」を評価し、決められた方法で点数化し合格者を決定する。
  2. 大学入学共通テスト利用試験(前期・中期・後期)
    これらの試験では、教育研究の対象となる分野の基礎学力と、それを将来の産業上の問題解決に応用するための応用力・発展力を持つ人物の受け入れを目的としている。大学入学共通テストや実用英語技能検定(英検)により「知識・技能」を評価し、決められた方法で点数化し合格者を決定する。
  3. 総合型選抜
    工学部応用化学科での学修を強く希望し、高校生活での様々な経験を活かし、入学後の学修や研究を通して成長する意欲を持った人物の受け入れを目的とする。調査書、基礎学力試験において「知識・技能」、出願書類及び面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。
  4. 学校推薦型選抜(指定校推薦)
    工学部応用化学科が指定した高校で、工学部応用化学科での学修を強く希望し、合格した場合、入学が確約できる専願の生徒を対象とし、高い学力とともに、高校生活での様々な経験を活かし、入学後の学修や研究を通して成長する意欲を持った人物の受け入れを目的とする。調査書により「知識・技能」、出願書類及び面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」、「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。
  5. 学校推薦型選抜(公募制)
    工学部応用化学科での学修を強く希望し、所定の条件を満たし、高い学力とともに、高校生活での様々な経験を活かし、入学後の学修や研究を通して成長する意欲を持った人物の受け入れを目的とする。調査書により「知識・技能」、出願書類及び面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」、「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。
  6. 外国人留学生試験
    工学部応用化学科での学修を進める上で十分な学力を持ち、日本人学生との文化交流を通じて柔軟な世界観を培い、将来、世界的に活躍する意志と実践力のある人物の受け入れを目的としている。出願書類、日本留学試験において「知識・技能」、面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」、「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。