機械工学科
幅広い機械工学の知識と技術で、
創造型ものづくりエンジニアを育成する
創造型ものづくりエンジニアを育成する
学科の特徴
FEATURE 1
3D設計、シミュレーションから始まる一連のものづくり教育を通じて、工学的な創造力を身につける
FEATURE 2
4力学を始めとした機械工学の学問を体系的に、かつシミュレーションを用いた演習により実践的に学修
FEATURE 3
ロボット、人工知能(AI)や先進的な研究機器、ソフトウェアを活用でき、研究開発を推進できる先端人材を育成
4年間の学びの流れ
資格
関連する資格
- 技術士補
- 機械設計技術者試験
- CAD検定
- 品質管理検定(QC検定)
- 危険物取扱者ボイラー技士
- 消防設備士
卒業後のフィールド
卒業後の主な進路
- 大学院進学
- 自動車・鉄道・航空宇宙産業、人の生活や産業を支えるロボット製造業、ものづくりを促進する工作機械製造業、新しい材料・エネルギー分野などの研究開発において、サステイナブル工学を応用して活躍できる技術者・研究者 ほか
研究ピックアップ
社会の中で役立っています!
材料・音響・AIの協奏
金属材料の特性や状態を「音響」で知る技術は、鉄道車両の点検のほか、橋や水門などの非破壊検査、工場設備の検査、造船・航空機製造などで幅広く利用されており、解析のためのAI導入も始まっています。
「音の力」でサステイナブルな社会を
古井 光明 教授
この研究室の特徴は、「音」の力を安心・安全な社会を支える材料検査技術や、サステイナブル社会の充実・発展に不可欠なリサイクルシステムの確立に役立てている点です。キーワードは「材料」「音」「AI」、そして「セキュアマテリアル(安全性と持続性を重視した材料設計)」という視点も重視しています。取り組みの一例として、鉄道の安全性に関わる研究があります。鉄道車両では多くのボルトが足回りに使われていますが、その緩みや損傷の有無を、叩いたときの音の違いから判定するという技術の研究です。もうひとつの柱であるリサイクル関連の研究の代表例としては、アルミニウムの分別・再利用のための技術・しくみの開発があります。これまでアルミ缶は、廃棄後にさまざまな金属と混ざることで、多くは品質が下がる“ダウングレードリサイクル”になっていました。本研究では、複数の種類があるアルミニウム合金展伸材を叩いたときに出る音の微妙な違いを、音響工学とAIで正確に判断。厳密な分別を可能とし、アルミ缶を再び同品質のアルミ缶に戻す「水平リサイクル」や、より高品質な材料へと生まれ変わらせる「アップグレードリサイクル」につなげます。将来的には、地域の人々がスマートフォンのアプリでアルミニウム合金の打音を聞き分けて正しく判別し、きちんと分別してリサイクルするしくみを、自治体と連携してつくるのが私の夢です。材料と音響の知識と経験を発揮して、より良い未来社会の創造に貢献していく研究はやりがい十分です。
アルミニウム、マグネシウム、鉄、銅など、さまざまな金属が研究対象
アルミニウム、マグネシウム、鉄、銅など、さまざまな金属が研究対象
この研究の研究室は
材料グリーンプロセス研究室
金属材料の安心・安全やリサイクルに挑んでいます。材料工学、音響工学、AIを駆使して、サステイナブル社会に貢献する高精度な検査技術や資源循環の仕組みを追究しています。
機械工学科の3つのポリシー
工学部の教育研究上の目的
工学部は、生活の質の向上と持続可能な社会を実現するため、豊かな人間性と自立性とともに、工学分野の専門知識を身につけた、科学技術の発展に貢献できる実践的かつ国際的人材を養成する。
工学部機械工学科の教育研究上の目的
工学部、機械工学科は、サステイナブル工学の技術と機械、電気電子、システム等の教育研究をつうじて、生活の質の向上と持続可能な社会の構築に貢献できる有為な人材を養成する。
本学の建学の理念、本学部学科の教育研究上の目的に基づき、次の学修到達目標に定める資質・能力を身に付け、本学科で定める所定の期間在学し、所定の単位を修得した学生に対し、卒業を認定し、学士の学位を授与する。
- 国際的な教養
・人々や社会・文化の多様性を理解し、社会人・国際人として活躍できる教養を身に付ける。
・情報リテラシー・数理科学(情報機器活用能力やデータサイエンスの素養を含む)、自然科学分野における教養を身に付ける。 - 実学に基づく専門能力
・機械システム分野の研究者・技術者となるために必要な基礎知識やその応用力(創造、解析、統合、開発)を身に付ける。 - コミュニケーション能力
・わかりやすく自分の考えや研究成果を伝える力を身に付ける。
・多様な価値観を持つ人々との意見の違いや相手の立場を理解する力を身に付ける。 - 論理的な思考力
・論理的に考える力(レポートを科学的な方法で執筆する力を含む)を身に付ける。 - 分析・評価能力
・収集した情報を分析的・批判的に捉える力を身に付ける。 - 問題解決力
・科学的な思索を通して、課題を発見し、解決する力を身に付ける。
工学部機械工学科の学位授与の方針に掲げる資質・能力を修得するため、教育課程編成・実施の方針、学修成果の評価方法を次のように定める。
教育課程編成・実施の方針
教育課程は、実学基礎科目、専門基礎教育科目、専門教育科目から構成する。
学修成果の評価方法
授業の形態(講義、演習、実習、実験等)に応じて、定期試験、レポート、授業中の小テストや発表等各科目のシラバスに明記された評価方法に基づき、学修成果を厳格に判定する。主な課題研究(とくに、卒業年次の課題研究)では、複数の教員の前で各学生が研究成果を発表する審査会を開催し、学生の総合的能力を複数の教員が評価する。
教育課程編成・実施の方針
教育課程は、実学基礎科目、専門基礎教育科目、専門教育科目から構成する。
- 実学基礎科目は、以下の科目群から編成する。
人文・社会、外国語、情報・数理科目(情報機器の活用技術やデータサイエンスを含む)、自然科学、ウェルビーイング、社会人基礎(キャリア教育科目を含む)、社会連携(就業経験、地域活動、海外実習等各種の学外との連携プログラムを含む) - 専門基礎教育科目は、以下の各分野の科目から編成する
数学、物理、電子工学基礎、及びそれらを活用する基礎科目やそれらに関する基礎実験、及びプログラミング演習 - 専門教育科目は、以下の各分野の科目から構成する。
専門分野を深めるための、基盤機械工学系科目、計測制御、ロボット理論技術系科目、さらにそれらに関連する専門実験演習科目や設計製図系科目、及び課題研究
学修成果の評価方法
授業の形態(講義、演習、実習、実験等)に応じて、定期試験、レポート、授業中の小テストや発表等各科目のシラバスに明記された評価方法に基づき、学修成果を厳格に判定する。主な課題研究(とくに、卒業年次の課題研究)では、複数の教員の前で各学生が研究成果を発表する審査会を開催し、学生の総合的能力を複数の教員が評価する。
本学の建学の理念及び本学科の教育研究上の目的を理解し、本学科の教育研究に強い関心を持ち、下記のような志を持った学生を工学部機械工学科は受け入れる。
入学後の学修のため、以下の教科・科目の内容入学前に修得していることが望まれる。
【物理、数学(数学III・C相当)、英語や国語(現代文)の基礎力にかかわる教科・科目】
入学者選抜の基本方針
- 工学部機械工学科の専門分野の学修と研究に強い意欲を持って挑み、自動車・鉄道・航空宇宙産業、人の生活や産業を支えるロボット製造業、ものづくりを促進する工作機械製造業や、新しい材料・エネルギー分野等の産業分野で自立して活躍することをめざす人
- 国際的な教養と豊かな人間性を育み、持続可能な社会の実現に貢献する意欲がある人
- 本学工学部、企業と連携しコーオプ教育の課程への参画を通じて自身の成長と同時に社会に貢献する意志のある人
- 自らのアイディアや行動力によりものづくりのできる人
入学後の学修のため、以下の教科・科目の内容入学前に修得していることが望まれる。
【物理、数学(数学III・C相当)、英語や国語(現代文)の基礎力にかかわる教科・科目】
入学者選抜の基本方針
- 一般選抜(奨学生入試・A日程・B日程)
これらの試験では、教育研究の対象となる分野の基礎学力と、それを将来の産業上の問題解決に応用するための応用力・発展力を持つ人物の受け入れを目的としている。個別学力試験により「知識・技能」を評価し、決められた方法で点数化し合格者を決定する。 - 大学入学共通テスト利用試験(前期・中期・後期)
これらの試験では、教育研究の対象となる分野の基礎学力と、それを将来の産業上の問題解決に応用するための応用力・発展力を持つ人物の受け入れを目的としている。大学入学共通テストや実用英語技能検定(英検)により「知識・技能」を評価し、決められた方法で点数化し合格者を決定する。 - 総合型選抜
工学部機械工学科での学修を強く希望し、高校生活での様々な経験を活かし、入学後の学修や研究を通して成長する意欲を持った人物の受け入れを目的とする。調査書、基礎学力試験において「知識・技能」、出願書類及び面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。 - 学校推薦型選抜(指定校推薦)
工学部機械工学科が指定した高校で、工学部機械工学科での学修を強く希望し、合格した場合、入学が確約できる専願の生徒を対象とし、高い学力とともに、高校生活での様々な経験を活かし、入学後の学修や研究を通して成長する意欲を持った人物の受け入れを目的とする。調査書により「知識・技能」、出願書類及び面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」、「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。 - 学校推薦型選抜(公募制)
工学部機械工学科での学修を強く希望し、所定の条件を満たし、高い学力とともに、高校生活での様々な経験を活かし、入学後の学修や研究を通して成長する意欲を持った人物の受け入れを目的とする。調査書により「知識・技能」、出願書類及び面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」、「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。 - 外国人留学生試験
工学部機械工学科での学修を進める上で十分な学力を持ち、日本人学生との文化交流を通じて柔軟な世界観を培い、将来、世界的に活躍する意志と実践力のある人物の受け入れを目的としている。出願書類、日本留学試験において「知識・技能」、面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」、「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。