感性や思考を、AIなどの技術で昇華させ、社会との共創で未来に応えるデザインを形にする。
- テキスト
学部の特長
デザイン学部では、実学としてのデザイン教育を軸に、変化する時代に柔軟に適応できる創造的な人材を育成してきました。 1 年次には全員が感性演習とデジタルスキルの学修に取り組み、実際に手を動かして思考・表現すること、ツールとしてアプ リケーションなどを活用する基礎を築きます。その後の専門的な学びでは、AIなどのテクノロジーを取り入れながら仲間や 社会と共創する学びを通じて、可能性を広げていきます。テクノロジーを適切に使いこなし、「問いを立て、かたちにする力」 を社会とのつながりの中で磨きます。
学びの構造
複雑で多様な現代社会において、より良い社会を実現するためには、実学を通したデザインで求められる6つの力が必要となります。段階的に専門性を深めていくカリキュラムを通して、年次ごとの演習で確実にデザイン力を積み上げ、はぐくみます。
コース

- 創造的な発想とデザインの力を使い、さまざまな課題を解決できるスキルを学修
- ユーザー体験を踏まえたビジュアルコミュニケーションの実現を学ぶ
- ロゴデザインやイラストレーションなどを通してブランド戦略を強化する実践力を修得

- 問題を発見・分析し、目に見えない情報を理解してもらうためのデザインを提案
- 映像、Web、サウンド、プログラミングなど多様な手法を用いて人と情報の関わりを学ぶ
- 卒業後、ITやWeb関連のほか、社会のあらゆる分野で活躍できる情報デザインの実践力を修得

- 新しい生活スタイルにおけるサービスを意識したプロダクトのデザインを学修
- システム構築や企画、ブランディングなどのデザインマネジメントも修得
- 卒業後、プロダクトデザイン関連のほか、社会のあらゆる分野で活躍できる実践力を修得

- 住空間や公共空間などを対象に、将来のシステムやサービスをイメージした空間のあり方を学修
- プロジェクションマッピングやデジタルツインといった技術を活用した新たな空間デザインを追究
- 卒業後、空間やインテリアに関するデザイン分野のほか、社会のあらゆる分野で活躍できる実践力を修得
感性演習とスキル演習
デザイン学部では、発想に関わる「感性」と実装に関わる「デジタルスキル」の両方を基礎から養い、それらを社会との関わりの中で活かす学びを重視しています。
感性演習「描く・伝える/つくる・関係づける」(1年次)
基礎から造形やデザインの基礎を修得します。観察力と表現力を養い、平面表現力を高めて幅広い視野を身につけます。また、立体・空間表現の基礎も学び、ものと人の関係性を理解することで、多角的な視野で思考を深めます。
下の課題作品は、音楽を鑑賞し、想起される色彩や形態を視覚的に表現する平面構成の演習です。音楽から得た印象をもとに情報収集を行い、イメージスケッチを経て最終的な構成案を描き起こすプロセスにも重点を置いています。
下の課題作品は、実際に動物園で観察を行い、動物の機能や構造から発想を広げ、立体や空間をデザインする課題です。発想力の向上や空間とモノの大きさの関係性の理解につなげています。
スキル演習「デジタルスキルA・B」(1年次)スキル演習
分野を問わず、現代における表現スキルとして不可欠なグラフィックソフトの基本的な操作から応用に至るまで、目的に応じて活用するための制作を行います。
社会と連携した実践型プロジェクト
社会が直面しているリアルな課題に取り組むことで、教室で学ぶ理論を現場で活かす経験が得られます。また、デザインが社会に貢献する経験を得ることで、デザインの社会的意義を学ぶことができます。
2025年度事例




デザイン×AI
学部DATA
3つのポリシー
デザイン学部の教育研究上の目的
デザイン学部、デザイン学科は、広く芸術に関する理論と実践を教授する。加えて、「描く」「作る」等を中心とした感性教育とこれからのデザイン分野に必要な最先端スキルを教育することによって、感性豊かで、最先端のスキルを駆使し広範なデザイン分野で活躍できる有為な人材を養成する。
- 国際的な教養
・人々や社会・文化の多様性を理解し、社会人・国際人として活躍できる教養を身に付ける。
・情報リテラシー・数理科学(情報機器活用能力やデータサイエンスの素養を含む)、自然科学分野における教養を身に付ける。 - 実学に基づく専門能力
・生活の質を高めるためのデザインの考え方やその実現のために、チーム力、集中力、提案力、実現力、取材力、発想力の6つの力を備え、デザインの新しい価値の創造力を身につける。 - コミュニケーション能力
・わかりやすく自分の考えや研究成果を伝える力を身に付ける。
・多様な価値観を持つ人々との意見の違いや相手の立場を理解し、行動する力を身に付ける。 - 論理的な思考力
・論理的に考える力(レポートを科学的な方法で執筆する力を含む)を身に付ける。 - 分析・評価能力
・収集した情報を分析的・批判的に捉える力を身に付ける。 - 問題解決力
・創造的な思考を通して、課題を発見し、解決する力を身に付ける。
教育課程編成・実施の方針
教育課程は、実学基礎科目、専門教育科目から構成する。
- 実学基礎科目は、以下の科目群から編成する。
人文・社会、外国語、情報・数理科目(情報機器の活用技術やデータサイエンスを含む)、自然科学、ウェルビーイング、社会人基礎(キャリア教育科目を含む)、社会連携(就業経験、地域活動、海外実習など各種の学外との連携プログラムを含む) - 専門教育科目は、以下の科目群から編成する。
感性演習などデザインにおける専門分野の基礎知識や基礎技術を学ぶ共通科目、スキル演習、専門スキル演習、専門演習などデザインにおける専門分野を深めるための専門科目、及び、デザイン専門研究や卒業研究
これらの授業科目は、講義、演習、実習、を組み合わせて体系的に編成し、学生の主体的・能動的な学修・研究を促す。
学修成果の評価方法
授業の形態(講義、演習、実習)に応じて、定期試験、レポート、授業中の小テストや課題作品、発表等各科目のシラバスに明記された評価方法に基づき、学修成果を厳格に判定する。主な課題研究(とくに、卒業年次の課題研究)では、複数の教員の前で各学生が研究成果を発表する審査会を開催し、学生の総合的能力を複数の教員が評価する。
- デザイン学部の専門分野の学修と研究に強い意欲を持って挑み、視覚デザイン、情報デザイン、工業デザイン、空間デザイン等の分野で自立して活躍することをめざす人
- 国際的な教養と豊かな人間性を育み、持続可能な社会の実現に貢献する意欲がある人
- 社会の状況に関心を持ち、他者と協力しながら主体的に取り組める人
入学後の学修のため、以下の教科・科目の内容を入学前に修得していることが望まれる。
【数学(数学II・B相当)、英語や国語(現代文)の基礎力にかかわる教科・科目】
入学者選抜の基本方針
- 一般選抜(奨学生入試・A日程・B日程)
これらの試験では、教育研究の対象となる分野の基礎学力と、それを将来の産業上の問題解決に応用するための応用力・発展力を持つ人物の受け入れを目的としている。個別学力試験により「知識・技能」を評価し、決められた方法で点数化し合格者を決定する。 - 大学入学共通テスト利用試験(前期・中期・後期)
これらの試験では、教育研究の対象となる分野の基礎学力と、それを将来の産業上の問題解決に応用するための応用力・発展力を持つ人物の受け入れを目的としている。大学入学共通テストや実用英語技能検定(英検)により「知識・技能」を評価し、決められた方法で点数化し合格者を決定する。 - 総合型選抜
デザイン学部での学修を強く希望し、高校生活での様々な経験を活かし、入学後の学修や研究を通して成長する意欲を持った人物の受け入れを目的とする。調査書、基礎学力試験において「知識・技能」、出願書類及び面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。 - 学校推薦型選抜(指定校推薦)
デザイン学部が指定した高校で、デザイン学部での学修を強く希望し、合格した場合、入学が確約できる専願の生徒を対象とし、高い学力とともに、高校生活での様々な経験を活かし、入学後の学修や研究を通して成長する意欲を持った人物の受け入れを目的とする。調査書により「知識・技能」、出願書類及び面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」、「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。 - 学校推薦型選抜(公募制)
デザイン学部での学修を強く希望し、所定の条件を満たし、高い学力とともに、高校生活での様々な経験を活かし、入学後の学修や研究を通して成長する意欲を持った人物の受け入れを目的とする。調査書により「知識・技能」、出願書類及び面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」、「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。 - 外国人留学生試験
デザイン学部での学修を進める上で十分な学力を持ち、日本人学生との文化交流を通じて柔軟な世界観を培い、将来、世界的に活躍する意志と実践力のある人物の受け入れを目的としている。出願書類、日本留学試験において「知識・技能」、面接試験により「思考力・判断力・表現力等の能力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」、「学修に対する意欲」を総合的に評価し合格者を決定する。