企業分析論
担当教員名 / 単位数 | 青木 洋一 / 選択2単位(開講期・後期) |
---|---|
授業科目名 | 企業分析論 |
講義の概要 | 企業の経営を行う時はもちろんのこと、企業が展開する個々の事業の革新や新規事業開発をするためには、経営環境や、市場、競争相手、事業の仕組みを客観的な事実や数値によって正しく分析し対応をはかる必要がある。東証マザーズ上場企業の業績を見ると、上場時から年月が経過するにつれて経常赤字に陥る企業が多くなる。経営や事業のイノベーションが十分行われていない事を示している。 本講義では、企業で最も重要なことは、顧客あるいは市場を創出し、経営を継続することであるとの立場を取る。 そこで、講義では東証マザーズ全上場企業を概観した上でその中から業績のよい企業と問題がある企業を選択し、定量および定性的な分析を行い、それぞれの企業や事業について以下の観点で議論し、企業成長のための知見獲得をめざす。 (1)業績推移 (2)誰に、何によってどのような価値を提供しているか(市場、技術、顧客価値) (3)コアコンピタンス(競争優位の源泉=技術) (4)優位性を維持する戦略 (5)ビジネスモデル(事業の仕組み) (6)将来性、課題、今後の戦略 |