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[学長メッセージ]第9回「時事問題に関心を持つことで、自分の視野を広げよう!」

2015年1月9日掲出

 皆さん、こんにちは。新年を迎えて、気持ちも新たに、受験対策に励んでいることと思います。さて今回は、私が若い皆さんに期待することを年始のメッセージとしてお伝えしたいと思います。

 今、私が一番、皆さんに伝えたいことは、時事問題に興味を持ってほしいということです。決して全員が全員そうではないにしても、今は多くの若者が時事問題にあまり興味を持っておらず、新聞を読まないどころかネットでもニュースを見ないと聞きました。それは非常に残念なことです。

 戦後、日本国民は荒廃した中から立ち上がらなければならないと、総力をあげて復興に取り組みました。そういう国民共通の大きな目標が、昔はあったんですね。また、自分の生活をよくするためには、政治や経済に関心を示さなければならなかったという面もありました。逆に今の日本は、安心して生活できる環境を手にしていますから、正直なところ、選挙に行くことすら面倒だという人もいるのかもしれません。しかし、国民ひとり一人が政治に参加しないと、適正な人が選ばれませんし、適正な人が政治をしたとしても、自分たちに選んだ責任があるのだという考え方にはならないわけですから、困ったものです。

 また、最近の大学生は、あまり留学や海外旅行をしたがらないという話も耳にします。それもやはり時事問題に関心がない結果、海外に興味を持たないのだろうと思います。世界経済、今ならイスラム国の問題や民族問題、宗教問題、文化といったものに関心がなければ、外国に行きたいと思わないのも当然でしょう。

 ですがそれは、本当にもったいないことです。私などは、高校時代から海外に行ける職業に就きたいと、ずっと思っていました。一時は船乗りを目指した時期もありましたが、研究者になったことで海外には頻繁に足を運べますし、アメリカに留学することが叶い、世界中に友達がたくさんできました。日本人とは違う発想を持つ彼らとの交流は、すごく面白くて、今も刺激になっています。

 皆さんは、将来、今よりもっとグローバル化が進んだ社会の中で仕事をしていかなければなりません。さまざまな国の人と付き合うには、やはり宗教、文化、言語の違いと、いろいろある問題に向き合っていくことは避けられないのです。ですから、ぜひとも大学入学前から新聞やニュースに触れて、時事問題や文化を知り、自分の興味の幅や視野を広げておいてほしいと思います。