片柳研究所 東京工科大学

研究プロジェクト

新BODセンサー!! 実用化のパートナーを探しています

関連イメージ 本研究室ではこれまで微生物を固定化した膜と酸素電極を組み合わせた迅速・簡便な工業排水用のBODセンサーの開発に成功しています。これは、世界で最初の環境測定用センサーであり、市販されています。
今回紹介する新BODセンサーは、従来のBODセンサーでは測定できない難分解性有機物を含む河川水等の低濃度BOD値を簡便かつ正確に測定することができます。難分解性有機物を物理化学処理する装置と微生物を固定化したナノテク膜と酸素電極で構成されたセンサーです。実用化が実現すれば、国内中の河川への設置という大きな市場を抱えた将来性のあるセンサーです。
(BOD: Biochemical Oxygen Demand,生物化学的酸素消費量)
参考資料:野村陽子, 軽部征夫, 河川計測用BODセンサーの開発, エコインダスト
リー, 2002, 2月号, 12−17.

2006/02/16

研究関連写真
本研究室で開発したBODセンサー
本研究室で開発したBODセンサー
従来のBODセンサーの課題点
従来のBODセンサーの課題点
新BODセンサー概略図
新BODセンサー概略図
実験結果
実験結果
 
バイオニクス学部 軽部研究室
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