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演習授業の組立

本取組の具体的な目標は、基礎から段階を追って体系的にIT・メディア・コンテンツに関する実践的な知識とスキル学ばせるとともに、専門演習を通じ問題発見・解決能力の育成を図ることである。この実践力育成の中心を担うのが演習授業であり、全教育課程の中でも特に重要な位置を占めている。演習授業の体系は図の通りである。



フレッシャーズゼミ(1年次)

1年次演習科目「フレッシャーズゼミ」では、全教員が15名程度の新入生を受け持ち、読み・書き・プレゼンテーションするスキルを演習スタイルで教育し、学生の日本語能力を強化する。

メディア基礎演習I・II(2年次)

メディア・コンテンツに関わる基礎的な知識やスキルを広く実践的に学ばせることを目的とし、全学生が共通の内容で演習に取り組む。1クラス40名程度の構成で、学生に必携のノートPCで演習を行う。ここでは、基礎的な4テーマ、「ネットワークの基礎」「WEBサーバの基礎」「デザインの基礎」「リサーチの基礎」に絞り、1つのテーマに6週かけじっくり取り組む。調査、報告書作成などスタディスキル面も強化した内容となっている。

メディアコア演習I・II(3年次)

「メディア基礎演習」がメディア・コンテンツ分野を広く学ぶことをねらいとしたのに対し、「メディアコア演習」ではより専門性の高い演習を行うことを目的としている。また、コンテンツ制作やプログラム開発など一定規模の課題に取り組ませる中で、問題発見・解決能力を養うことも目的とする。このため、半年間一貫したテーマでじっくり演習することができるように、半期1テーマ、年間2テーマを選択させる選択必修科目とした。

2005年度メディアコア演習テーマ一覧

表現コア 環境コア 技術コア
  • 音響演習
  • 作曲演習
  • ビデオ制作
  • 3DCGアニメーション
  • ゲーム プロデューシング
  • Webコンテンツ デザイン
  • デジタルジャーナリズム
  • eラーニング演習
  • インターネット放送
  • メディア・社会調査演習
  • 経済・経営モデル演習
  • フィールドワーク技法
  • 未来社会シナリオ作成
  • ポリシープランニング
  • イメージメディア処理
  • 3DCGプログラミング
  • 音信号操作
  • モデリングプログラミング
  • Webアプリケーション
  • 分散データベースシステム
  • サービスデザイン
  • ユーザビリティテスティング
  • 言語表現分析
サウンドルーム

専門性の高い演習を行うためには、それに見合う演習設備が必要となる。本演習用に「演習ラボ」と呼ぶ6フロア、8教室からなる演習室を整備した。一般のデスクトップPCの置かれた5教室以外に、コンピュータミュージックやサウンド制作などが可能なサウンドルーム


映像スタジオ
(モーションキャプチャシステム)

ディジタルビデオカメラやノンリニア編集機などの最新鋭機材を用いてビデオ制作の実習を行うビデオルーム、モーションキャプチャシステムなどが整備されアニメーションやCGの実習が行えるスタジオも設置している

プロジェクト演習I~VI(1~3年次)

意欲のある学生の間で、「メディアコア演習」のような専門性の高い演習を低学年のうちから経験したいという強い要望があった。また音楽、アニメーションなど表現系分野を中心に、低学年からスキルを磨く必要性が指摘された。

「プロジェクト演習」はこの要望と指摘に応えるため設定した演習科目で、1~3年次を対象としている。意欲と資質のある学生を選抜し1テーマ各学年10~20名程度の少人数教育を行い、学生が主体的・能動的に参画することを特徴としている。2005年度は、ビデオ、音楽、アニメーションなどの表現系テーマ中心に計11テーマが設定された。

2005年度プロジェクト演習テーマ一覧

  • デジタル ビデオ
  • インターネット放送
  • 和声(ハーモニー)
  • ジャズ ハーモニー
  • ソルフェージュ(聴音・視唱・楽典)
  • ディジタル サウンド リテラシー
  • ポピュラー音楽制作技法
  • ポピュラー音楽ミキシング技法
  • アニメーション コンテンツ制作
  • インタラクティブ ゲーム制作
  • アクア プロジェクト