片柳研究所 東京工科大学

研究プロジェクト

Linuxオープンソースソフトウェアセンター

背景・意義
オープンソースソフトウェアは、単に無料で利用できるだけでなく多くの人々がオープンに参画して作り上げてゆくソフトウェアです。それを利用するならばその開発にも寄与することが求められており、そのためにはプログラミング能力だけでなく、コミュニケーション能力や企画力が重要となります。
我が国はソフトウェア入超国であり、総合的な寄与を行うためには人材の育成からはじめる必要があります。
本センターでは、実際の開発を通じて、オープンソースソフトウェア開発能力を持つ人材を育成しています。
概要
このプロジェクトは、Linuxをはじめとするオープンソースソフトウェアの開発及び、関連技術の研究を行っています。具体的には、RFID用のミドルウェア、セキュアなファイルシステム、画像収録用処理システム、大規模分散ファイルシステム、携帯電話をはじめとするユビキタスシステム用の基盤ソフトウェア等の研究開発をしています。これまでに多くの学術的な発表を行い、開発したソフトウェアをオープンソースソフトウェアとして公開してきました。また、MozillaJapan、OSDL、OSCJ、OSS推進フォーラム等の関連団体の活動に積極的に参加し、さらに、ベルリン工科大学等の海外の大学や専門学校とも連携しています。
Linuxオープンソースソフトウェアセンター
■研究担当者:星徹/市村哲/宇田隆哉/伊藤雅仁/田胡和哉
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