1986年、本学は工学部のみの単科大学として、東京・八王子の地に誕生しました。その後、1999年にはメディア学部を開設し、2003年には工学部を発展的に改組してバイオニクス学部(現・応用生物学部)とコンピュータサイエンス学部を、2010年には学園発祥の地でもある蒲田キャンパスに進出し、デザイン学部と医療保健学部を、そして2015年にはサステイナブル社会に貢献する技術者の育成を目標とする新しい工学部を開設しました。工学系の単科大学であった本学が、社会の要請に応じてメディア学部、医療保健学部やデザイン学部という文理融合型の学部を創設したことは、まさに進化という言葉が相応しい変容と言えます。2019年には、八王子キャンパスと蒲田キャンパスに、それぞれ新しい大学院工学研究科(2019年4月新設予定)とデザイン研究科(2019年4月設置認可申請中)も設置予定です。さらに今後、大学院医療保健学研究科の設置も構想中です。このように本学は30余年の間に著しい発展と変容を遂げています。
しかし、18歳人口の減少に伴って、大学を取り巻く環境は次第に厳しくなっています。文部科学省は2012年6月には大学改革実行プランを発表し、「大学の質保証の徹底」「教育システムの再構築」「ガバナンスの強化・充実」を提言しています。
このような情勢を鑑みて、建学の理念に基づき、新たな中長期計画のビジョンを策定する必要があると考え、本学の“実学主義”というアイデンティティを強化するとともに、サステイナブル社会の実現に貢献できる人材を育成する大学へと進化を遂げるための中長期計画『アクションプランEvolution2030』を策定しました。
2030年の近未来へ向け、さらに魅力ある大学として進化を続けて参ります。

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