大山学長のホッとブレイク

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学長コラム第2回「医療保健学部リハビリテーション学科が始動!」

2021年5月28日掲出

 こんにちは、学長の大山です。今回は、今年4月に新設された医療保健学部リハビリテーション学科について取り上げたいと思います。

 東京工科大学は、医療保健学部(蒲田キャンパス)が設立されて10年が経った昨年、同学部に新たにリハビリテーション学科(理学療法学専攻・作業療法学専攻・言語聴覚学専攻)を設けることを決め、今年4月から同学科へ入学した学生たちが学び始めています。これまで本学には、理学療法分野と作業療法分野を扱う学科がそれぞれありましたが、今年度から言語聴覚学専攻を新設したことで、それらを理学療法学専攻、作業療法学専攻としてまとめ、ひとつのリハビリテーション学科としました。
 というのも、同じリハビリテーションの領域にあるこれら3専攻が、リハビリテーション学科内にあることで、各専攻に所属する学生や教員が交流する機会を持つことができ、協働して支援するマインドを育てるきっかけにできると考えるからです。そういう横のつながりの強い、魅力ある学科にしたいと思っています。

 また、新設された言語聴覚学専攻について取り上げると、こちらは「話す」「聞く」「食べる」ことを支援する言語聴覚士の育成を目的とした専攻になります。実は私自身、これまで言語聴覚士の仕事についてよく知りませんでしたが、言語聴覚士は病気や障害などにより言葉が出にくい人や聴覚に障害のある人、また食べ物や飲み物を飲み込むことに障害のある人を支援するスペシャリストであり、その数は日本ではまだまだ少ないそうです。
 病気やケガをした人などの運動機能の維持・改善を支援する理学療法士や、病気やケガ、障害のある人などが日常生活をスムーズに送ることができるように作業を通して支援する作業療法士は、病院や高齢者施設などで働く姿を目にする機会もあり、身近に感じられることでしょう。しかし、言語聴覚学という分野は、当事者やその関係者でなければ、なかなか知る機会が少ないのではないでしょうか。そうした認知度の低さとは裏腹に、言語聴覚士の支援を必要とする人は国内に多数いるため、この分野に携わる人を育成することは社会から強く求められています。
 リハビリ分野に興味のある方には、これを機に、ぜひ言語聴覚学という分野のことを知ってもらい、興味を持ってもらえたらうれしいです。