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東京工科大学 HOME> お知らせ> 2012年のお知らせ >「デザインは「もの」から、「ひと」へ。感性の引き出しは、これからのデザインにおける価値観の基礎となります。」

「デザインは「もの」から、「ひと」へ。感性の引き出しは、これからのデザインにおける価値観の基礎となります。」

デザイン学部長 宮下 安弘

デザイン学部長 宮下 安弘

さまざまな価値が目紛しく変化する時代です。これからの世界で活躍してゆくクリエイターには、専門分野を超えた視野の広さと、これまでの価値観に囚われる事のない、発想の柔軟性が求められています。
日々、デザインされたモノに囲まれた暮らしに頼る私たちにとって、そこにつくり手の「想像を超えたモノの捉え方」や「発想のユニークさ」「素直な感動」を感じることができたら、なんと嬉しいことでしょうか。
そのデザインに込められたメッセージは、時として人を幸せな気持ちにしてくれるものです。
私たち東京工科大学デザイン学部では、生まれながらにして備わっている感性と16科目に及ぶ最先端スキル修得の両方を大切に、専門性を磨いていく教育を行ってきました。それは学生一人ひとりがクリエイターの基礎となる感性(描く・つくる・伝える・関係づける)、表現手段としてのスキル、さらに専門分野を横断的に学び、多彩なデザイン要素を融合させてイメージをカタチとしていく思考力を身につけることを目標としています。
そして本学には、デザインを考え、制作に没頭できる環境があります。自分なりの表現を追究する時間があります。
この4年間を通じて、学生が自分の可能性の「引き出し」を開き『感性、スキル、総合的な思考力と柔軟な発想』を積み上げたとき、人と社会の目指す新しい「すがた・しくみ・かたち・しかけ」を発信できると信じています。

2012年1月6日掲出