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2014年デザイン学部長メッセージ

2014年1月6日掲出

「デザイン学部では、創造的な提案ができる人、それを実現するための企画力と実行力がある人、チームのなかで自分の力を活かしていける人の育成を目指しています。」池田 政治

デザイン学部長 池田 政治

 本学のデザイン学部は、設置されて本年で5年目を迎えます。芸術系のデザイン教育をベースにしながら工科大学の特性としてのコンピューター教育を強化した時代に即したデザイン教育を行なっています。したがって、実技でも受験できますが、学科だけでも受験できます。
 入学後は、本学部独自の「基礎デザイン」教育によって、じっくりと基礎の実技とデザインのスキルの基礎を学ぶことができます。

 基礎の実技(感性演習)とデザインスキル演習が同時に学べる「基礎デザイン教育」は、全員が共通して学ぶことができ、それを社会に応用するための「専門教育」では、複数の専攻を選びながら、自分に合った専攻を決めていけるという特徴あるカリキュラムによって構成されています。また、それを実現するための教員と教育環境としての演習施設やコンピューター設備も充実しています。

 1、2年次では、デザイン基礎の演習に加えて、専門基礎の講義と一般教養の講義を受講することで幅広い教養を身につけ、社会への視野を広げていくことができます。 3年次からは、複数の専攻の専門教育を受講した後に、自分に合った専攻を決めていくことができます。

 学部キャンパスは蒲田駅から徒歩2分のところにあり、デザインのリサーチなどにおいても都市型のデザイン教育の環境として恵まれています。

デザイン学部の学びで身につく6つの力
デザイン学部の学びで身につく6つの力

 本学部では、学生が卒業までに「発想力、提案力、取材力、集中力、チーム力、実現力」の6つの力を演習課題や講義を通して、卒業までにバランスよく総合的に身につけていけるような教育を常に心がけています。

 卒業後の就職においても、「美しさ」が解り「デザインマインド」をもった提案を実現することができるデザインの専門職はもとより、「デザインスキル」の力を活かした総合職、事務職にまで広げて社会で幅広く活躍ができる人材の育成を目指しています。

 最後にデザイン学部に在学している学生の皆さんの感想を聞いてみましたので、受験生の皆さんがこれから自分の進路を決める参考になれば幸いと思います。

学部1年 K.K君
学力試験型入試
「感性演習では、僕は制作活動は初めてでしたが、非常に取り組み易かったです。先生たちのアドバイスも的確でデザインを学んでいる実感を感じました。」
学部1年 E.Mさん
学力試験型入試
「感性演習が楽しいです。面白いからやっているのではなく、これは将来自分のためになるからです。自分で考え、創り、発表し、講評を受けるプロセスを何度も経験したことでデザインに必要な事柄が良くわかってきました。」
学部2年 R.Nさん
指定校推薦入試
「ものを作ることに興味があり、すべてのことにデザインは関係すると考えています。スキル演習では今まで使ったことのないソフトウェアなどを使うことで制作の幅が広がりました。」
学部3年 A.Yさん
実技試験型入試
「専門演習Ⅰでは本当にたくさんの失敗があって自分を鍛えて行く場でした。グループでの取り組みや自分の役割を責任を持って行うことの重要性が痛感させられるので今後の将来へとつながる一歩だと感じています。」