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マレーシアのManagement & Science University (MSU)とメディア学部が文化交流会を実施

2019年7月18日掲出

 大学提携校であるマレーシアのManagement & Science University (MSU)の学生23名と教員2名がMSU Global Leadership Program 'JAPAN TIME TO TRAVEL'の一環として7月12日に来学しました。今回の訪問は、昨年4月に引き続き2回目になります。MSUからは大学の見学、メディア学部などの研究教育紹介、本学の学生との文化交流の計画を提案されました。特にMSU、FISEの学生がMalaysian Floral Water Colour techniqueをメディア学部の学生に紹介したいことが一番の要望でした。MSUはこの活動をSDGs4 Quality Educationとして位置付けています。
  今回は訪問日に教養学環勝浦寿美教授が担当されている英語の講義があり、メディア学部の学生が履修しているとのことで、学生の文化交流を英語の時間に実施することになりました。

■講義を実施した勝浦寿美教授の報告
7月12日(金)2限の英語授業を使い、Management and Science University(MSU)の学生との交流会を実施することになりました。
  学生は何のために英語を学んでいるかと考えるより、「必修」科目だから授業を取っている、という学生が多いと思います。今年度より1年次の英語はPractical English(PE)とAcademic English(AE)に分かれ、特にPEはスピーキング能力の向上を目指し、英語のネイティブスピーカーが授業を担当しています。でも、アウトカムを実感できる機会が少ないのが現状です。
  そんな中、MSUの学生たちと交流する機会を持てた学生たちは非常に幸運でした。1週前の金曜日は授業の後半を使い、まずマレーシアについて学ぶところから始めました。たまたま私が6月末マレーシアに出張していたため、現地の様子についていろいろ話すことができたのはタイムリーでした。
  ふだんの授業中では非常に元気が良く明るい学生たちですが、初めは緊張からか、かなり固い雰囲気でした。またスライドを使用してMSUについて紹介されている時も、質問ができませんでした。


Management and Science University(MSU)の学生との交流会
Management and Science University(MSU)の学生との交流会


MSU教員による大学紹介

 ところがマレーシアのBatik(ろうけつ染め)を紹介するために、日本人学生とMSU学生がグループを作り、実際に手を使って描いてみるというアクティビティがスタートするや、あっという間に両者は溶け込んで、グーグルなどを活用しながら、会話が弾むようになりました。やはりアニメ、ゲーム、マンガ、は世界共通語です!伝えたい気持ち、相手を理解したい気持ちが強いと、こんなに会話が弾むのかと、傍で見ていて感動するほどでした。これこそ英語を学ぶ原点。貴重な体験ができました。


ニュージーランドのオタゴ大学医学部と医療保健学部で大学間協定
ニュージーランドのオタゴ大学医学部と医療保健学部で大学間協定
ニュージーランドのオタゴ大学医学部と医療保健学部で大学間協定
ニュージーランドのオタゴ大学医学部と医療保健学部で大学間協定

デモ風景、グループ活動風景


 アクティビティ終了後も会話を続ける学生たち。MSU学生との交流会は、工科大での忘れられない体験になったはずです。惰性で英語を学ぶ学生が多い中、日本人として英語を学ぶ、外国の人々と英語を話すということがどういうことなのか、一番大事なことをこの交流会を通じて学生は理解してくれたのではないか、今後の学習意欲に変化があるのではないかと期待しています。

全体集合写真

■メディア学部WEB:
https://www.teu.ac.jp/gakubu/media/index.html