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吉岡英樹メディア学部講師が開発したアプリが「STI for SDGsアワード」において優秀賞を受賞

2022年10月31日掲出

吉岡英樹メディア学部講師

 吉岡 英樹メディア学部講師が発案した難聴児の療育向けアプリ「Vocagraphy!」が、「STI for SDGs」アワードの優秀賞を受賞しました。
 「STI for SDGs」アワードとは、未来共創推進事業の一環として、科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation: STI)を用いて社会課題を解決する地域における優れた取組を表彰する制度です。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が、国内の団体によって行われている優れた取り組みを見出して表彰し、それらの取り組みのさらなる発展や、同じような課題を抱える地域でも広く活用できるような水平展開を進めることを通じて、SDGsの達成に貢献することを目的としています。
 なお、同機構が主催するサイエンスアゴラにて、取り組みの紹介やトークセッションを行います。実地開催に加えライブ配信(要事前登録)も実施します。

■サイエンスアゴラ STI for SDGs ~科学技術で社会課題解決とSDGs貢献を目指そう!~
  日時:11月6日(日) 12:30-14:00
  場所:テレコムセンタービル4階(東京都江東区青海二丁目5番10号)
  URL:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2022/stage/6-4ma12.html
  備考:ライブ配信あり(要事前登録)

【受賞理由(JST発表内容より引用)】
本取り組みで開発されたアプリは、自ら撮影した写真を使用し学習すべき内容を入力するというプロセスを重視している。すなわち、難聴児が自分の周囲の世界と言葉を一致させていく過程に親子での体験を紐づけて世界を広げていく、というアプローチが取られており、経験に基づいた高いストーリー性をもった取り組みである。多言語化や展開推進に向けての規格作り等、課題解決への熱意も高く「誰一人取り残さない」というSDGsの基本理念に沿った取り組みである。主としてSDGs目標4、10の達成に貢献するものであり、かつ他の目標達成を著しく損なうことのない活動として、選考委員会において優秀賞にふさわしいと判断された。

■「STI for SDGs」アワード(科学技術振興機構)
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1587/index.html

■Vocagraphy!
https://blw.jp/

vocagraphy_award


■聴覚障害支援メディア研究室 WEB:
https://yoshioka-lab.org/