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大学院生が長野県須坂市主催「蔵の町並みキャンパス」でワークショップを開催

 
2025年9月22日掲出

 2025年9月4日(木)〜7日(日)、長野県須坂市主催「蔵の町並みキャンパス-古民家再生プロジェクト-」に、本学大学院デザイン研究科6名が参加しました。学生たちは教員とともに泊まり込みで古民家の改修と地域連携・交流のワークショップを開催しました。

 「蔵の町並みキャンパス」への参加は2010年に遡り、新型コロナ感染症拡大による2年間の時期を除き13年間も続いている現在進行形の「持続性のある地域連携プログラム」となっています。前半2日間の改修では築120年を越える古民家の縁側を新たに設置、快適な空間を作り出し、後半のワークショップでは、夕方の涼しい時間帯に仁礼町に伝わる「昔話」の読み聞かせを紙芝居形式で実施しました。デジタルの時代にあっても、人の声による読み聞かせは想像力を掻き立て、リラックス効果やストレス軽減、思考力向上など多くの効果が期待されています。共催の文化学園大学の学生とグループを組み、今回の企画に賛同していただいた元NHKアナウンサーの古屋和雄先生(現 文化学園理事)による指導のもと、紙芝居6話(うち1話は新作)を40名近い地元の方々に読み聞かせで紹介しました。

紙芝居の後に新作の紙芝居とスタッフで記念撮影

 また、学生たちはワークショップだけでなく、プロジェクトの運営サポートや会場の設営、来場者へのおもてなしとなる古民家カフェの準備など多岐にわたり活躍し、イベントの成功に大きく貢献しました。この取り組みは地元の(株)Goolightから取材を受けるなど、大きな注目を集めました。
 東京工科大学・大学院は今後も地域と連携した交流経験を通して、学生の学びを深めてまいります。

元NHKエグゼクティブアナウンサー古屋和雄先生
(スタッフも仕事を忘れ聴き入って…)
 ©堀川卓哉

(株)Goolightによる取材風景 ©堀川卓哉

古屋講師の指導による紙芝居のリハーサル風景 ©堀川卓哉