デザイン学部 酒百宏一教授が環境芸術学会「学会賞」を受賞
2025年12月19日掲出
デザイン学部の酒百宏一教授が、環境芸術学会「学会賞」を受賞しました。
環境芸術学会第26回大会では、学会賞の授与にあわせて、受賞記念講演会および授賞式が行われました。
酒百教授は、『みどりの部屋プロジェクト』をはじめとする一連のフロッタージュ技法を用いたアートプロジェクトを通して、環境芸術分野における普及・振興・発展に寄与してきました。地域に根ざした長年の実践とその社会的意義が高く評価され、今回の受賞に至りました。
環境芸術学会は、環境と人間の関係を、芸術・デザイン・建築・地域活動など多様な実践と研究の視点から捉え直すことを目的とした学会です。自然環境や地域社会と向き合う表現活動を通じて、持続可能な社会のあり方を探究しています。
酒百教授は、新潟県十日町市での「みどりの部屋プロジェクト」(主催:大地の芸術祭)、新潟市での「Niigata水の記憶プロジェクト」、東京都大田区での「オオタノカケラ」など、地域に根ざしたアートプロジェクトを継続的に展開しています。これらの取り組みでは、フロッタージュを通じて地域の自然や暮らしの営みを記録・表現し、人々と共に作品を育むことで、地域資源の再発見やコミュニティの活性化につなげています。
■デザイン学部WEB:
https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/index.html
