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大田区の地域課題にデザインで向き合う―「社会連携実習」中間報告会を開催

 
2026年9月9日掲出

 8月31日、デザイン学部の学生が履修する実学基礎科目「社会連携実習Ⅰ・Ⅱ」において、大田区担当職員を招いた中間報告会を開催しました。
 今年度は、大田区の各部署から提示された「若者の自転車ヘルメット着用促進」「蒲田駅西口で残したい街並みや文化」「若者が共感する暮らしの情報」「地域で活躍する若者を増やす生涯学習」の4つのテーマに6グループが取り組んでいます。

 中間報告会では、各グループがこれまでのリサーチから得た気づきや課題を整理し、今後の方向性と複数のアイデアを発表しました。発表後には大田区の担当職員とグループごとに意見交換を行い、提案の可能性や今後の展開について話し合いました。
 中間報告までには、大田区の担当職員とのディスカッションをはじめ、まち歩きや関係者へのヒアリング、アンケートなどのリサーチ、地域の祭りやボランティア活動への参加など、それぞれのテーマに応じて実際の現場に足を運んできました。こうした体験を通して地域や課題への理解を深めながら、各グループでアイデアを検討してきました。
 後期の授業では、今回の中間報告を一つの区切りとして、大田区の担当職員と継続的に進捗を共有しながら、アイデアの検証やブラッシュアップを進めます。地域や行政との対話を重ね、提案にとどまらず、社会の中で実態を伴うデザインへと発展させることを目指します。
 デザイン学部では、専門的な学びを深めていく早い段階から、学生が社会との接点を持ち、実際の地域や社会の課題に向き合う経験を大切にしています。本授業を通して、学生が自ら提案するだけでなく、異なる立場の人々との対話を重ねながらともに考え、ともにつくる「共創」の意義を理解し、その経験を今後の専門的な学びやデザイン活動につなげていくことを期待しています。

担当教員:中島 敏博(教養学環)、酒百 宏一(デザイン学部)

各グループによる中間報告1
各グループによる中間報告2
各グループによる中間報告の様子(写真提供:大田区)

学生と大田区担当職員との意見交換1
学生と大田区担当職員との意見交換2
発表後、大田区の担当職員と報告の内容や今後の展開について意見交換