デザイン学部 田邉 雄一講師の作品『あかりのゆくえ』が第89回新制作展で受賞
本学デザイン学部の田邉 雄一講師の作品「あかりのゆくえ(Where Light Goes, Varying in Expression)」が、第89回新制作展において「新作家賞」を受賞しました。昨年の第88回新制作展に続き2年連続での入選・展示となり、今回はさらに新作家賞の受賞となりました。
田邉講師はWebデザインやUI/UXデザインを専門とし、人とモノ、情報との関係から生まれる体験をデザインする研究・教育に取り組んでいます。こうした専門領域を、実務的な課題解決にとどめるのではなく、美術館という多様な人々が行き交う公共空間へと拡張し、デザインが人の行為や空間との関わりにどのような価値や体験を生み出すことができるのかを、作品制作と展示を通して探究しています。鑑賞者が実際に作品に触れ、行動することで生まれる反応や関係性を捉えることは、UI/UXの研究領域を広げるとともに、研究の先にある新たな表現や体験の可能性を探る試みでもあります。
受賞作品「あかりのゆくえ」は、複数の「あかり」を一つの場所に固定するのではなく、鑑賞者が手に取り、空間の中を持ち運び、別の場所へ置くことのできる作品です。あかりは置かれている時、持ち運ばれている時、再び別の場所へ置かれた時で異なる表情を見せます。焚き火から火を分け、別の場所へ運ぶような行為を通して、人と光、そして空間との関係の変化を体験として提示します。
9月16日には授賞式が行われ、あわせて受賞者によるギャラリートークに登壇し、来場者に向けて作品のコンセプトや制作の背景について紹介しました。
作品は、2026年9月16日(水)から9月28日(月)まで、国立新美術館で開催される「第89回新制作展」にて展示されています。
■作品Webサイト https://yuichitanabe.net/varying/
■デザイン学部WEB:
https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/index.html
