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長野県須坂市主催「蔵の町並みキャンパス/古民家改修プロジェクト+地域連携ワークショップ」にデザイン研究科とデザイン学部の学生が参加

 
2026年9月18日掲出

 長野県須坂市が主催する産官学民連携プロジェクト「蔵の町並みキャンパス」に、本学大学院生4名とデザイン学部生2名(うち1名は須坂市出身)が参加しました。
 今年で20回目を迎える須坂市主催の「蔵の町並みキャンパス」は、養蚕業で栄えた長野県須坂市が、その繁栄の象徴である「蔵」を活用したまちづくりを進める中で、文化の集積地として仮想の大学「キャンパス」を創設した取り組みです。2005年の開始以来、新型コロナウイルス感染症の影響による中止を1度挟みながらも活動を継続し、地域連携プロジェクトの先駆的な事例として発展してきました。 本学は2009年より文化学園大学(東京都渋谷区)と共同で参加し、古民家改修や過疎化を課題とする地域との協働を通じて、共同研究の基盤となる緊密な関係を築いています。

須坂市仁礼地区の風景
須坂市仁礼地区の風景

 2026年度の「蔵の町並みキャンパス/古民家改修プロジェクト」では、築125年以上の古民家を対象に、「縁側」の改築に取り組みました。
 学生たちは、地元工務店の方から指導を受けながら、木材の加工や釘打ちなど、普段とは異なる作業に挑戦。慣れない工具の扱いに戸惑いながらも、デザイン・造形を学ぶ学生ならではの工夫と協力によって、2日間かけて縁側を完成させました。
 作業期間中はあいにくの雨でしたが、新しい縁側と古民家の姿は、美しいコントラストを描いていました。

木工作業に取り組む様子1
木工作業に取り組む様子2
木工作業に取り組む様子3
縁側での集合写真

 3日目には天候も回復し、昼食には須坂市の伝統食「ひんのべ」を振る舞っていただきました。「ひんのべ」は2026年文化庁「食文化ストーリー」創出・発信モデル事業にも選出されており、地域ならではの食文化を体験する貴重な機会となりました。
 このほか、「おやき」や地元の新鮮な野菜も提供され、地域の温かいおもてなしに触れることができました。

 今回のワークショップでは、「仁礼縁日」をテーマに地域交流を行いました。「縁日」を通じて地域の人々のつながりをさらに深めることを目指しました。
 紙芝居や輪投げ、須坂市のオリジナル菓子ブランド「すざカシ」のどら焼きなどを通じて、地域の皆さんと交流しました。「すざカシ」のデザインと焼印は本学大学院生が担当し、地元の菓子店「盛進堂」の協力を得て商品化しました。

仁礼縁日の幟

地域交流の様子
輪投げに興じる様子
「すざカシ」のどら焼き

 活動の最後には、地域の方々と今後の連携について意見交換を行い、生成AIやデジタルツインを活用した地域活性化の可能性についても議論しました。
 本学では、今後も地域との協働を通じて、デザインやデジタル技術を活用した地域課題の解決と豊かな暮らしの実現を目指します。