片柳研究所 東京工科大学

研究プロジェクト

アクアプロジェクト

概要
色とりどりの魚を思う存分観察することのできる水族館は、子供から大人まで多くの人に人気のスポットです。

本プロジェクトでは、新江ノ島水族館と共同で、水族館の中の「もうひとつの水族館」の研究を行っています。
これは3次元シミュレーション技術を駆使して、水族館の水槽の中で泳ぐ魚や生態系を再現したコンテンツで、実際の水槽ではなかなか気づきにくい魚の特徴などをわかりやすく紹介しています。もっと水族館を楽しめるように、水族館の飼育員の方々と研究開発を行っています。
その他にも、3次元シミュレーション技術の研究やそれを活用した学習コンテンツの研究をしています。

背景・意義
本プロジェクトは、3D技術を利用して仮想水族館をつくり、さまざまな学習や情報提供に役立てることを目指すものです。
これまでにWeb公開用コンテンツ「aqua place」や、その操作性などを高めた八王子市こども科学館用のコンテンツ「aquanaut」を制作。2005年には新江ノ島水族館との共同により、同水族館内にある「相模湾大水槽」をシミュレーションした「aqua surf」を開発しました。このコンテンツは、バーチャルな技術により現実の水槽の観察をナビゲーションすることを目指したもので、水族館に設置されています。
次のバージョンである「aqua ship」は、相模湾をシミュレーションし、水族館と実際の海との関連性を体感できる
コンテンツになる予定です。
相模湾大水槽を外側から俯瞰した様子
相模湾大水槽を外側から俯瞰した様子
相模湾大水槽の中の様子
相模湾大水槽の中の様子
魚の情報表示画面
魚の情報表示画面
水族館で子供たちが使っている様子
水族館で子供たちが使っている様子
■研究担当者:若林尚樹若林尚樹/高橋里奈
■ホームページ:https://www.teu.ac.jp/aqua/
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