片柳コンピュータ科学賞

The Katayanagi Prizes in Computer Science

東京工科大学 HOME> 片柳コンピュータ科学賞> 片柳コンピュータ科学賞授賞式、記念講演会開催

片柳コンピュータ科学賞授賞式、記念講演会開催

3月13日に片柳学園日本工学院蒲田キャンパス3号館1階マルチメディアホールにて片柳コンピュータ科学賞の授彰式及び記念講演が開催された。片柳優秀研究賞受賞者には、カリフォルニア大学バークレー校コンピュータ学科デービッド・A・パターソン(David A. Patterson)教授、片柳新進リーダーシップ賞受賞者には東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻の五十嵐健夫助教授が選ばれた。

片柳理事長挨拶

授賞式のはじめに、本学園の片柳鴻理事長からの挨拶があった。この中で、同理事長よりコンピュータ分野における世界のリーダーであるカーネギーメロン大学と大学間提携を結んだ意義や片柳コンピュータ科学賞設立の目的などが述べられた。また、挨拶の結びに、片柳コンピュータ科学賞の設立が、コンピュータ科学分野の発展に寄与することを願っているとの気持ちが述べられた。

カーネギーメロン大学のランドール・E・ブライアント(Randal E.Bryant)コンピュータ科学学部長より、片柳コンピュータ科学賞の設立を記念して、片柳鴻理事長に楯が贈呈された。

前日の3月12日には、八王子キャンパスにおいて本学園の千葉副理事長より、片柳新進リーダシップ賞受賞者である五十嵐助教授にメダルと副賞が授与され、記念講演がおこなわれた。3月13日の同賞授与式では片柳理事長より、片柳優秀研究賞受賞者のパターソン教授に、メダルと副賞が授与された。

本学相磯秀夫学長より片柳コンピュータ科学賞授賞式にあたり、本学教職員を代表して挨拶があった。この中で、パターソン教授、五十嵐助教授の優れた研究業績が紹介され、また、両受賞者を選考したカーネギーメロン大学と本学の片柳賞選考委員会に対する敬意と片柳コンピュータ科学賞の設立に関しご理解とご配慮をいただいたカーネギーメロン大学のジャレッド・L・コホン(Jared L.Cohon)学長をはじめとする関係諸氏に対し謝意が表された。

相磯秀夫学長の挨拶に続いて、カーネギーメロン大学コホン学長の代理として式典にご臨席いただいた藤森義明氏(現職 日本ゼネラル・エレクトリック㈱プレジデント兼CEO、GEマネー アジア)より、カーネギーメロン大学を代表して挨拶があった。この中で、片柳コンピュータ科学賞は、コンピュータ科学分野の学問を充実させるだけではなく、研究成果を世界に広めるという意味でも重要な賞であり、同賞の設立にあたって、片柳理事長に深いご理解とご協力をいただけたことに対し謝意が表された。

パーターソン教授と、五十嵐助教授の講演風景

授賞式に引き続き、片柳優秀研究賞を受賞したパターソン教授の受賞記念講演、そして、前日の12日に八王子キャンパスで行われた片柳新進リーダシップ賞受賞者の五十嵐助教授の受賞記念講演の模様がビデオ放映され、両受賞者から研究内容などが紹介された。また、ビデオ放映の終了後に五十嵐助教授も交えて、記者会見が行われた。