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改質リグニン製造実証プラントの竣工式の開催について

2021年6月10日掲出

  本学、工学部応用化学科の山下俊教授と教養学環の加柴美里教授は、林野庁の補助事業「木質新素材による新産業創出事業(事業経費10億4千万円)」に参画しており、その事業において、改質リグニンの安定生産を実証する世界初のプラントが茨城県常陸太田市に完成いたしました。
このたび、同プラントの竣工式・共同プレス発表・見学会が、令和3 年6 ⽉30 ⽇に茨城県知事ほか、同事業に参画している7機関の関係者の参加により開催されます。

「改質リグニン」とは木材由来の新素材で、耐熱性などの高い性能に加え、石油化学製品では達成できない環境適合性を併せ持つこれまでにない工業材料として注⽬されています。
また、日本のスギから効率的かつ安定的に製造できるため、国内の中山間地域を豊かにする新産業創出の観点からも期待されています。