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「サステイナブル工学研究会~学びの祭典~」開催のご案内

 
2024年11月28日掲出

持続可能な社会を実現する技術をテーマに学⽣や地元⾼校⽣らが研究発表
⾃然⽣物最強のハサミを持つ“ヤシガニ”から学ぶ「強靭材料」研究の基調講演も
11月30日(土) 12:00〜 八王子キャンパスにて開催

東京⼯科⼤学⼯学部では、本学が研究・教育の柱とする「サステイナブル ⼯学」をテーマに、学⽣、⼤学院⽣、⾼校⽣、⾼専⽣、研究者らが集う学術交流イベントを、11⽉30⽇(⼟) に⼋王⼦キャンパスにて開催いたします。
※見学参加(無料)につきましては、同実行委員会(grad.fest.2024(at)stf.teu.ac.jp)までご連絡下さい。
<(at)は@に置き換えてください>

本イベントは、持続して発展する社会を実現するためのものづくりや技術「サステイナブル⼯学」について、学内外の幅広い参加のもと研究発表や講演を⾏う場として2019年より開催されています。第6回となる本研究会では、本学の⼯学部3学科(機械⼯学、電気電⼦⼯学、応⽤化学)の学部⽣および⼯学研究科の⼤学院⽣をはじめ、地元の⾼等学校や⾼等専⾨学校の⽣徒らによる70件の研究発表や表彰、本学が取り組む再⽣エネルギー利⽤EVプロジェクトの⾞両展⽰なども⾏われます。

■基調講演〜⽣物界最強のハサミを持つ「ヤシガニ」から学ぶ究極の「強靭材料」開発を⽬指す〜
基調講演では、⽣物界最強の挟む⼒を持つとされる「ヤシガニ」のハサミに着⽬したバイオミメティクス(⽣物のさまざまな仕組みを研究して新しい技術開発やものづくりに活かす⼿法)で注⽬される、国⽴研究開発法⼈物質・材料研究機構 井上忠信博⼠による研究を紹介。ヤシガニの強靭なハサミの内部組織や構造などを解明することで、強くて壊れにくく、信頼性に富むサステイナブルかつフェールセーフな先端材料の設計開発を⽬指す最先端研究について解説いただきます。

【実施概要】

日 時: 2024年11⽉30⽇(⼟) 12:00〜17:50
会 場: 東京⼯科⼤学 ⼋王⼦キャンパス ⽚柳研究所棟(KCB01教室、1階ホール 他)
※JR八王子駅からスクールバス約10分
参 加: 東京⼯科⼤学 ⼯学部⽣(3学科)、⼤学院⼯学研究科サステイナブル⼯学専攻、教員 ほか
⾼等学校⽣、⾼等専⾨学校⽣
内 容: 12:00 工学部各プロジェクト展示開始(再生エネルギー利用EV製作、NHK学生ロボコン 他)
12:30 開会挨拶(東京工科大学 工学部長 江頭靖幸教授)
12:40 基調講演「甲殻類陸⽣最⼤種「ヤシガニ」のハサミの硬さは鋼鉄並み 〜強くて壊れにくいフェールセーフ鋼を超える究極の強靭材料を⽬指して〜」
(国⽴研究開発法⼈ 物質・材料研究機構 井上 忠信 博⼠)
13:40 研究発表会(本学⼯学部⽣/⼤学院⽣、⾼等学校⽣、⾼等専⾨学校⽣)
17:00 パネルディスカッション(東京工科大学工学部 教員)
17:30 研究発表に対する表彰、閉会
URL: https://sites.google.com/edu.teu.ac.jp/gs-es-fes-2024
問合せ: E-Mail: grad.fest.2024(at)stf.teu.ac.jp
※(at)はアットマークに置き換えてください。
昨年度の開催の様子 昨年度の開催の様子

昨年度の開催の様子

■サステイナブル工学について
従来の工学が積み上げてきた知識と技術を基本としながら、持続的発展が可能な社会づくりに役立つかという視点で「ものづくり」全体をとらえた上でさまざまな技術の実現をめざします。資源調達から材料の製造、製品の生産、使用、廃棄、リサイクルという製品のライフサイクル全体を、環境、経済、生活のすべての観点から評価する「ライフサイクルアセスメント」に基づいた設計・開発が、サステイナブル工学の柱となります。本学では、2015年の工学部設置以来、全3学科および大学院における工学教育・研究の柱として取り組んでいます。学⽣は各学科の専⾨領域の知識や技術を学ぶとともに、共通のサステイナブル⼯学の考え⽅と実践⽅法を修得。資源リサイクルや環境保全、省エネルギーにつながる技術、安全や安⼼の向上や医療・ 健康に役⽴つ技術、経済性とその評価に関連する技術などを追究していきます。

サステイナブル工学について