三井デザインテックの広報動画コンテンツを学生が演習で制作 映画プロデューサー福間美由紀氏の講演を撮影・編集 同社の社内サイネージなどで活用
東京工科大学(東京都八王子市、学長:香川 豊)は、三井デザインテック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:村元 祐介)との連携により、映画プロデューサー福間美由紀氏の講演イベントを題材にした同社の広報動画コンテンツを、メディア学部の演習授業として学生が制作します。
本プジェクトには、メディア学部のプロジェクト演習「intebro(インテブロ)」の一環として、4年生3名の学生が参加。同社が各界の有識者やクリエイターをオフィスに招いて定期的に実施している社内ワークショップ「クリエイティブラウンジ」として6月5日に開催された同イベントを撮影・編集した広報動画コンテンツを制作します。コンテンツは、同社の社内サイネージとして再生されるほか公式SNSでも活用されます。
この取り組みを通して、これまで数々の国際共同製作に携わってきた映画プロデューサーの福間氏の講演に学生が接するとともに、産学連携による実践的な学びの場となることが期待されます。
■メディア学部プロジェクト演習「intebro(インテブロ)」
2000年に設立された日本初の学生主体によるインターネット放送局であり、番組制作から撮影、編集、配信の一連の映像制作の流れを学ぶメディア学部のプロジェクト演習。入学式や学位記授与式などの学内イベントをはじめ、2008年から、松任谷由実氏による「SURF&SNOW in Naeba」の期間限定コンサート映像配信サイトでのライブ撮影・編集・番組制作・映像配信を毎年行っています。この活動との繋がりで、今回のプロジェクトが実現しました。
■三井デザインテック 学び・共創支援プラットフォーム「クリエイティブラウンジ」
三井デザインテックが2021年に本社オフィス「CROSSOVER Lab」を開設以来、定期的に開催をしているイベントです。社員のクリエイティビティ・ワークエンゲージメントの向上を目的に、建築・醸造・映画・音楽から経営まで、あらゆるジャンルで活躍する有識者・クリエイターをオフィスに招待し、講演やワークショップを実施しています。31回目となる今回は、東京工科大学の学生が講演の様子を題材に動画制作に取り組み、企業と学生との新たな共創に挑戦しました。
イベントの様子
プロジェクト演習「インテブロ」を1年生から履修。「松任谷由実 SURF&SNOW in Naeba」のコンサート開催期間中に配信されるスペシャルサイト「Y-topia」を企画・制作。2023年、2024年はライブ配信映像のカメラマンを担当。2025年にはプロジェクトリーダーとして約50名の学生たちと共に協働した。
■三井デザインテック株式会社について
三井デザインテックは、オフィス・ホテル・商業施設・医療施設等の内装企画・デザイン・設計・施工等のスペースデザイン事業と、マンションや戸建住宅のリフォーム・インテリアコーディネート・商品販売、マンション共用部改修まで、住まいに関わる多彩なライフスタイル事業を展開。多様化・ボーダレス化する暮らしや働き方のニーズに対し、住宅・オフィス・ホテルなどさまざまな領域をクロスオーバーした空間づくりで培った「デザイン力」を基軸に、お客様に「心地よい、満足できる空間」を提供しております。最新情報はオフィシャルサイトをご覧ください。
https://www.mitsui-designtec.co.jp/
■東京工科大学について
東京工科大学は、1947年東京都大田区にその前身である「創美学園」を設立した学校法人片柳学園が、1986年に東京都八王子市に開学。工学系の単科大学として開学し、1999年に日本初の「メディア学部」を設置。2003年に「バイオニクス(現・応用生物)学部」と「コンピュータサイエンス学部」を設置。2010年に大田区・蒲田キャンパスに「デザイン学部」「医療保健学部」を設置。2015年に「工学部」を新設しました。現在は、6学部と大学院を有する理工系総合大学として約8,000名の学生が在籍しています。また、同学校法人は国内最大級の総合専門学校である「日本工学院」も有しています。
福間 美由紀(ふくま みゆき)氏 プロフィール
島根県出身。東京大学大学院修了後スイス留学、映像制作会社を経て、2014年「分福」立ち上げに参加。主なプロデュース作品として、是枝裕和監督の日仏合作映画『真実』(19年、ベネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品)、韓国映画『ベイビー・ブローカー』(22年、カンヌ映画祭最優秀男優賞・エキュメニカル審査員賞)、Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』(25年)、次世代の監督たちによるオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』(18年、釜山国際映画祭正式出品)、仏現代美術家ピエール・ユイグの映像作品『無題(ヒューマン・マスク)』(トリノ国際映画祭正式出品)、カズオ・イシグロ 原作/石川慶監督の日英波合作映画『遠い山なみの光』(25年、カンヌ映画祭「ある視点」部門正式出品)など、多様な才能と国境を越えたプロジェクトを手掛ける。