社会の高齢化や高福祉化にともない、障がいのある人の自立や社会復帰を支える「作業療法士」に注目が集まっています。チーム医療に欠かせない、このリハビリテーションの専門家の魅力とは何か? そして、優れた作業療法士の育成を目指す東京工科大学医療保健学部の作業療法学科には、どんな特長や強みがあるのか? 本学科では在学生に特別アンケートを行い、105人から貴重な回答が集まりました。
「将来は医療や福祉分野で人の役に立ちたい」——そんな夢を持つ皆さんにとって、先輩たちから寄せられたたくさんの声は、きっと進路選びの参考になるはずです。
※アンケートは2019年12月時点の本学作業療法学科の在学生を対象に実施。回答者数は在学生105名で、一つの設問につき一人複数回答。
作業療法士の魅力は?
- 1位対象者の気持ちを考え、深く関わることができる23人
- 2位対象となる範囲が広く、多様性がある19人
- 3位対象者の生活に密着できる15人
- 4位対象者の大切な作業を支援できる14人
- 5位対象者の人生を支援できる11人
- 6位体だけでなく心にも支援できる8人
- 7位人を笑顔にできる6人
- 8位対象者の回復を見ることができる5人
- 9位自由度が高いこと3人
- 10位国家資格である2人
アンケート抜粋
- 「人の人生を救うこと」(1年生男子)
- 「人を笑顔にできること、作業を通して人に何かするのは作業療法士ならでは」(1年生女子)
- 「その人にとって大切な作業の支援を通してその人の人生に関わるという簡単なことではないが、
やりがいを感じれる部分」(2年生男子) - 「患者さんがしたい作業ができるようになったとき一緒に喜びを分かち合える」(2年生女子)
- 「クライアントの作業に焦点を当てることで障害があっても健康になれるように支援できるところ。」(3年生女子)
- 「様々な領域において活躍ができる。それぞれの人に寄り添ったリハビリを行える。」(3年生女子)
- 「対象者の健康・幸福に多側面から貢献できること」(4年生男子)
- 「1人1人に合ったリハビリを提供でき、その人の生活の質の向上を支援できること」(4年生女子)
東京工科大学のココがいいね
- 1位先生が優しい・親しみやすい33人
- 2位教員が有名でレベルが高い29人
- 3位学科の雰囲気が良く、仲が良い14人
- 4位実習が多い13人
- 5位授業が充実している12人
- 6位少人数でやりやすい11人
- 7位駅から近い6人
- 8位国内外の外部講師が充実5人
- 9位設備がいい3人
アンケート抜粋
- 「教員との距離が近く、クラスで団結して勉強に取り組みやすいところ。」(1年生男子)
- 「優秀で有名な先生がたくさんいる」(1年生女子)
- 「先生の実際の臨床の話をわかりやすく話してくださるため、その知識が多く身につくところ」(2年生男子)
- 「当事者にお話を伺ったり、検査をさせていただく機会がある。」(2年生女子)
- 「施設が綺麗で実績のある先生方が多い所。」(3年生男子)
- 「学校まで駅から5分で近いところ。周りにもお店がいろいろあって便利。」(3年生女子)
- 「対象者中心の作業療法を学べること」(4年生男子)
- 「様々な理論を先生方が詳しく教えてくれるので、学校の実習だけでなく、臨床にでてからとても役立つと思いました。」(4年生女子)