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工学部の余錦華教授の共著論文が国際会議CLAWAR 2022で受賞

2022年11月11日掲出

余 錦華教授

 2022年9月13日にポルトガルのポンタ・デルガダで開催された国際会議「25th the International Conference on Climbing and Walking Robots and the Support Technologies for Mobile Machines(CLAWAR2022)」 において、工学部機械工学科の余 錦華(シャ キンカ)教授と他大学の研究者の共著論文"Human models simulating the physical conditions of the elderly individual and standing assistance method based on these models(高齢者個人の身体状況を模擬した人体モデルとそれに基づく起立補助法)" がLocal Organising Committee Award, Environmental Robotics Application for Sustainability, 1st Prizeを受賞しました。この賞は、社会の持続可能性に貢献する技術やポスト・コロナに貢献する技術発表に対して贈られます。余教授らの論文は、本国際会議予稿集に掲載された60編の中から最も優れた論文として選ばれました。
 CLAWAR 2022は、CLAWAR Associationが主催しており、ロボットや移動機器のサポート技術に関する専門性の高い国際会議になります。余教授らが発表した論文は、体の弱った高齢者を非対面で体力測定し、その方に適した起立支援動作をロボットに設計させる手法について提案しています。コロナ渦で人と接することへのリスクが高い高齢者に、ロボット技術者が直接会わずに体力推定できる点が画期的な手法となっています。

CLAWAR 2021


■The 25th International Conference on Climbing and Walking Robots and the Support Technologies for Mobile Machines (CLAWAR 2022) WEB:
https://clawar.org/clawar2022/

■工学部機械工学科WEB
https://www.teu.ac.jp/gakubu/eng/me.html