入試の傾向と対策 東京工科大学2025年度入試に備え、最新の傾向と対策を公開

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東京工科大学 前年度(2024年度)入試の傾向と対策【生物】

出題傾向と学習対策は、株式会社KEIアドバンスが作成しております。

出題傾向

出題形式

すべての日程で大問数は3つと統一されており,設問形式はすべてマーク式である。1つの試験で解答する総マーク数は,29~42と日程ごとにややバラつきがあるが,難易度等を考慮すると,どの日程の試験も分量は標準的であるといえる。また,出題パターンとしては,空欄補充・文章正誤・計算問題・実験考察問題と多岐にわたる。

出題内容

出題された内容は生物基礎・生物の全範囲より,動物関係の内容も,植物関係の内容も分け隔てなく出題される。また,全ての日程共通で,では分子生物学(一般的なバイオテクノロジー)への理解が必要となる内容が含まれる場合が多い。このような遺伝子分野の知識は,入学後も大いに役立つので,受験の先を見据えた上でも重要な分野である。

難易度

空欄補充に関しては,高校生物の範囲を超えた用語が出題されるわけではなく標準的である。一方,文章正誤問題は,正文と誤文の数がわからない形式で出題される場合があるので注意が必要である。計算問題は,標準的で定番の問題が多いが,一部難しい問題も出題される。実験考察問題でも,一部難しい問題が出題されるので対策が必要になるだろう。

学習対策


教科書を中心に学習し,苦手分野を作らない

一番の対策は,「生物基礎」「生物」の教科書を何度も読み込むことだろう。教科書は,初見で読んだ時には「わかりづらい」と感じるもしれないが,ある程度学習を進めてから読んでみると,発見が多くあるはずである。生物を勉強している際にわからない部分があったら,図説と共に教科書を開く癖をつけてもらいたい。

計算問題の練習を積む

定番の問題の場合は,事前に類題に出合ったことがあるかどうかで正答率が大きく変わる。必要以上に難しい計算問題はできなくてもよいので,「定番の計算問題」をしっかり練習しておくとよい。

様々な実験考察問題を解く

数を多くこなすことで,生物学に特有の思考パターンというものが見えてくる。マーク式,記述式問わず,様々な実験考察問題にチャレンジしていく姿勢が望ましい。

やや細かい内容でも興味をもつ

教科書では扱いが小さくなった内容も一部ではあるが出題されている。特に来年は新指導要領になるため,教科書での扱いが小さい内容でも学習を怠らない方がよいだろう。