2022年度 デザイン学部 卒業制作展

デザイン学部 「卒業制作展」は本学デザイン学部の学生たちが、今の社会を丁寧に観察し、デザインの発想で解決に導く証明として探求した数々の作品を、デザイン分野ごとに発表する展覧会です。学部設置から13年目を迎える今年度の卒業制作展では、「視覚デザイン」と「工業デザイン」の各コースから、グラフィックデザイン全般、Web、アプリケーションの提案、映像、プロダクトデザインの提案、空間演出シミュレーションなど194点の研究作品を展示いたします。
卒業後に新しい日常への歩みを進めるデザイン学部生の先進性ある提案に触れていただく絶好の機会となっております。是非広くご高覧、ご高評をいただければ幸いです。
■東京工科大学 デザイン学部 卒業制作展:
2023年2月2日(木曜日)~2月5日(日曜日※)
東京工科大学 蒲田キャンパス3号館 11F・13F・14F・15F(東京都大田区西蒲田5-23-22)
JR/東急電鉄「蒲田」駅より徒歩約2分
開館時間10時~17時/入場無料
※最終日の2月5日(日曜日)は16時に閉館となりますのでご注意ください
●新型コロナウイルス感染症の拡大により、公的機関・自治体からの活動制限が発出された場合、大学の定める活動指針に従い急遽イベントの開催方法を変更させていただく場合があります。お手数ではありますがご来場前に一度、本ウェブサイトにて最新の状況をご確認ください。
2021年度(昨年度) 卒業研究オンライン展示 作品ギャラリー

■重ねる切り絵暦「るいるい」
紙の特性を生かした生活アイテムの新たなデザイン
めくっていくことで、切り絵でできたグラフィックが完成する卓上日めくりカレンダーである。コロナによる外出自粛の影響で生じる日付感覚の狂いを解決する目的で制作した。月末に完成する絵柄には、カレンダーに日付確認以外の目的を追加することで、カレンダーの確認をより能動的にさせるという狙いがある。色合いや質感にこだわった紙を用いて、月ごとに季節や年中行事をイメージしたグラフィックをデザインした。

■STORY OF PEANUTS
千葉県産の私の話で名産品である千葉県産のピーナッツたちが、様々な事を乗り越え、選択してきたことで出会うことができた私の両親の実体験に基づくラブストーリー。見終わったらこのピーナッツたちを自分に置き換えてみてください。見る人それぞれが生まれながらに違う特別なストーリーを持っていて、私たちって特別じゃない?

■Port Park
車中心社会における、市民体育館改修をきっかけにした新しい地域コミュニティ形成の提案
群馬県太田市における新しい公共空間の提案である。市の人口減少問題、と太田市運動公園内に建つ市民体育館の老朽化、という二つの問題に対し体育館の改修を想定した。公園に訪れた人々を、ひいては太田市における地域コミュニティをつなぎ、持続的に交流の輪を形成するきっかけになることを期待している。

■Basket Stool ~ゆらゆら揺れるフルーツバスケットのような木製スツール~
「背筋のON/OFF」を切り替えながら座ることで姿勢改善を目指す「すわるカタチ」の提案
外に出る機会が減ってしまった在宅ワーク中の人々に、背筋に意識を向けるきっかけを与えることによって、デスクワーク中の座っている間にヘルスケアができる提案。座り方は、主に①まっすぐカッチリモード(背筋ON)、②ゆらゆらフリーモード(背筋OFF)の2パターンある。アプリケーションとイス、クッションが連動し、正しい姿勢のキープ出来た時間を日々図ることで少しずつ正しい姿勢に最終的に目指して欲しいと考えている。
お問い合せ先
東京工科大学 蒲田キャンパス
〒144-8535 東京都大田区西蒲田5-23-22
Tel.03-6424-2111(代表)