生命科学コース
生命の持つ優れた機能を探り、
医療や環境保全に役立てていく。

生物が持つ機能を、医療や環境保全に生かすための知識・技術を学修。遺伝子工学や環境工学など、最先端のバイオテクノロジーを深く学び、幅広い分野で活躍できる人材をめざします。
詳細はこちら B日程・共通テスト利用試験後期
2月13日より出願受付開始!
特長
- ●生命が持つ精緻なメカニズムを、医療や健康管理に役立てるための先進技術を学修可能
- ●環境・エネルギー問題など、地球規模の課題解決にバイオテクノロジーを生かす方法を修得
- ●卒業後は、化学製品関連から資源・エネルギー関連まで、幅広い分野をめざす
Only One医療に貢献するバイオテクノロジーを学べる

ヒトゲノム配列の解明によって、さまざまな病気の原因となる遺伝子やタンパク質が同定されるようになりました。
さらに個人のゲノム情報を短時間で解析できる技術の開発により、ゲノムレベルで個人の体質を解析することが可能となっています。
そのため、患者個人の体質や病気の特徴を正確に診断し、適切な医療を行う個別化医療が広まっています。生命科学・医薬品専攻の生命科学コースでは、遺伝子やタンパク質、細胞などを分析し医療に応用する最先端のバイオテクノロジーを学ぶことで、個別化医療に貢献することをめざします。
環境分野特集ページ
明日の地球を
デザインする
詳細とその関連研究などをご紹介します。

生命科学コースの独自科目

遺伝子工学
DNAを増やす、タンパク質をつくる、遺伝子の機能を調べる、遺伝子を改変した生物をつくる、という遺伝子・タンパク質工学の主要な4 技術を学び、その有用性も理解します。

生命科学実験
動物細胞の培養や継代操作、遺伝子導入実験、蛍光染色による細胞内小器官の顕微鏡観察などを行うほか、環境バイオテクノロジーの実験技術習得のための実験にも取り組みます。
生命科学コースの学生実験
生命科学実験Ⅰ

生命科学分野と環境分野の実学に基づく専門力を身につけることをめざす実験科目です。細胞工学分野の実験やデータ解析に必要な基本的スキルをはじめ、植物バイオテクノロジーを環境保全や環境モニタリングに役立てるための実験操作、タンパク質医薬品を生産するための実験手法などについて学びます。具体的には、動物培養細胞の取り扱いと遺伝子操作およびミトコンドリアの単離と評価、植物細胞の融合、光合成速度の測定、DNA鑑定法、大腸菌を利用したタンパク質生産・精製と活性測定に必要な知識や実験テクニックを、主体的に行う実験を通して修得。さらに実験データをノートPCを利用して解析することで、分析評価能力も高めていきます。
生命科学実験Ⅱ

本実験では、細胞工学分野の基礎的な実験手法やデータ解析法を身につけたうえで、微生物バイオテクノロジーを利用した抗菌物質の評価・タンパク質生産・環境モニタリング技術、核酸医薬と抗がん剤の作用の評価に関する実験技法と原理を学び、生命科学や環境に関する実践的な専門力を修得していきます。具体的な実験内容は、細胞組織切片の作製と顕微鏡観察、細胞内部構造の蛍光顕微鏡観察実験、細胞からの脂質の抽出・分析、大腸菌を用いた抗菌活性の測定、微生物を利用した環境モニタリングなどさまざま。問題解決力、論理的思考力、分析評価力を身につけるほか、グループ単位での共同実験を通してコミュニケーション能力も養います。
研究紹介
教員紹介
応用生物学部矢野 和義 教授
応用生物学部岡田 麻衣子 助教



浦瀬 太郎 / 水環境工学(浦瀬太郎・後藤早希)研究室
専門分野:環境衛生工学、上下水道学、膜分離技術を用いた水処理、微量化学物質(医薬品、化粧品、臭気物質など)の環境中での挙動およびその分解処理






岡田 麻衣子 / 応用生体科学(矢野和義・岡田 麻衣子)研究室
専門分野:分子細胞生物学(タンパク質分解、エピゲノム、DNA損傷応答)、分子内分泌学(主に女性・男性ホルモンに関連した疾患)、分子腫瘍学(乳がん、前立腺がん)


卒業後の進路
化学製品関連/家庭用品製造・販売関連/医薬品製造・販売関連/肥料・飼料関連/農林漁業関連/資源・エネルギー関連/ CRO(治験業務受託業)関連/病院・医療機関/研究機関/大学院進学 ほか